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神社ロール!? 巽神社を応援・地域の活性化の拠点に 大阪 (2/2ページ)
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行事後のかたづけの力仕事や植木の剪定(せんてい)を手伝ってくれたり、水まき用のホースにいつの間にか運びやすいようにコマ付きの台車が付いていたこともあった。氏子総代会長の松下茂さんは「先代が亡くなったとき、宮司さんが銀行の仕事を辞めて跡を継いでくれたから、今の神社がある。できるだけお手伝いしたい」。田中宮司は「氏子のみなさんや親戚(しんせき)、たくさんのみなさんに支えられて、なんとかやっています」と感謝する。
「神社ロール」は、巽神社の近くに2年前にオープンした「きむら菓子製作所」が作った。オーナーの木村さんも同神社の氏子。地域の活性化の拠点として巽神社を盛り上げたいと企画した。
神社とジンジャーをシャレて、ショウガ風味のスポンジを使い、クリームの中にはショウガのシロップ漬けを混ぜ込んでいる。女性の宮司がいる神社をイメージして、ふんわりとやさしい口あたりのケーキに仕上げた。1本1300円。
神社(ジンジャー)を応援(エール)する思いを込めた飲み物「ジンジャエール」も計画中。
ケーキの発売について田中宮司は「若い世代の人が、お宮に興味をもってくれるきっかけになればうれしい。子供からお年寄りまで誰もが気軽に集えて、地域のコミュニティーの場になるような神社にしていきたい」と話している。