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神社ロール!? 巽神社を応援・地域の活性化の拠点に 大阪 (1/2ページ)
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大阪市生野区の巽神社を応援しようと、近所のケーキ店がショウガ味の「神社(ジンジャー)ロール」を商品化、2日から発売する。巽神社は4年前に先代宮司が急死し、3姉妹が跡を継いでいる。ケーキ店オーナーの木村裕一さん(57)は「巽神社が地域のシンボルとして注目されるようにもり立てたい」と話している。
巽神社は、明治40年に周辺の5神社が合祀(ごうし)されできた。毎年夏と秋の祭りでは、だんじりが地域を走りにぎわうことで知られる。
平成16年の年末に、当時の宮司、田中正憲さんが63歳で急死。人出の多い正月まで日がなく、神職の資格を持っていた、末娘の田中宏美さん(34)が急遽(きゅうきょ)、勤めていた銀行を退職し宮司を継いだ。
OLからの突然の転身。右も左も分からないまま、長女の片山明美さん(39)や、次女の本田恵美さん(36)らとともに手探りで神社を運営。地域の氏子も、若い女性宮司たちの頑張りをほうっておけないと、境内の手入れや行事にも積極的に参加し、手伝い始めた。