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ジンジャースイーツ 菓子製作所と神社がコラボ

2008/08/13

 食品包装資材製造の「木村アルミ箔株式会社」(大阪市生野区巽南三丁目)の菓子事業部門として二〇〇六年に立ち上げられた「きむら菓子製作所」と巽神社が協力し、一緒に地域を盛り上げようとお菓子を使った街づくりに乗り出した。「ものづくりの街」に新しい風を吹き込んでいる。

菓子供養祭でジンジャーロールの菓子開きをする竹林慎一郎チーフ・パティシエ

 同社では「よそとちゃうことせなあかん」をモットーに安心安全な菓子を製造販売。日々菓子作りに取り組む中で、形が崩れて商品として売り出されなかったり、賞味期限切れで廃棄される菓子たちに心を痛め、その無念さを癒やそうと七月二十五日に「菓子供養祭」を執り行い、思いやりと感謝の念を示した。

 この思いに感銘を受け、供養祭に賛同したのは巽神社。四年前に就任した田中宏美宮司(34)が二人の姉とともに地域に密着した神社を目指している。

 同社は同じ地域に拠点を持つものとして神社で生き生きと活躍する三人の女性とショウガ(ジンジャー)をかけて地域の名物にできないかと提案。田中宮司監修の下で菓子の開発が実現した。

 こうして完成した「ジンジャーロールケーキ」(一本千三百円)は、カスタードクリームに刻んだショウガとユズのピール(皮)を加え、さっぱりとしており、食感とゆずの香りが印象的な和菓子風に仕上がっている。販売は八月下旬からの予定。地元の限定商品として売り出していくつもりだ。

 同社の木村祐一代表取締役(57)は「このお菓子を地域の名物にしたい。区内のほかのお店にも呼び掛けて供養祭も続けていきたい」と意気込んでいた。

 ジンジャーロールケーキの問い合わせは電話06(4306)0808、同社へ。

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