世田谷区玉川1丁目地区は、多摩川の堤防が多摩堤通り側にあり、河川敷に住宅地が存在している地域です。無堤防地域ということで、洪水による浸水被害を心配する国土交通省関東地方整備局は新しく川側に堤防を造ろうとしています。

平成19年8月26日に、新しくできる堤防の模型を設置して、計画されている堤防の姿を実際に目で見る機会を与えてくれました。その時の様子は下の写真の通りです。

※堤防の模型の写真です。分かりやすいように堤防のラインを赤い線で補足しました
 
計画されている堤防の規模に、玉川一丁目の住民は驚いております。
水害への準備とは言え、長年当地に在住してきた住民の感覚からは程遠い巨大な堤防が造られようとしています。

この堤防建設の計画は200年に一度の洪水を前提に計画されていますが、ここに永年住む居住者は敷地に至る浸水は経験したことが無く、時折多摩川が大河に短期間変貌することは承知していますが、急峻な河川故雨が止むと直ぐに水位は下がることをよく知っています。

このように大きな堤防ができれば、生活環境の悪化が大きく懸念されます。また地球環境保全の観点でも、貴重な松林や桜の撤去が行われ、環境破壊は深刻な問題となります。

二子玉川の安全と環境を守る会では、今まで色々住民からの意見を提出して参りましたが、とてもそれらを考慮頂いた内容の計画とは思えません。
貴重な自然環境が失われ、防犯問題や、ホームレスの問題等、生活環境悪化を招くようなものを造ろうとしていること、それが問題なのです。

 


この二子玉川地区のすばらしい自然環境を守り、また日々ここに暮らす住民の生活環境と安全をよく考えた規模の堤防に見直すべく、国土交通省と協議して、よりよいものを造り上げることが我々の目標です。

今までも、説明会での発言や、意見書の提出にて各住民より考え方を出して参りました。
住民の意見がばらばらでは困りますので、川沿いに在住する住民にて、「二子玉川の環境と安全を考える会」を結成する事に致しました。

我々は、この計画にて日常生活に直接の影響を受ける住民の集まりですが、個々に事情も異なることから会員間の連絡窓口を置く形での会として発足しました。

この主旨に賛同いただける、この多摩川地区の自然環境と安全を考え、一部改良するにしても大筋はこの広い意味での環境が維持されることに賛同される、この土地を愛する方々を支援会員として募りたいと考え、皆様にご署名のお願いを致しております。

メールアドレスを記入いただいた方には、適宜、活動状況をお知らせしたいと考えております。皆様のご理解を賜りたく、ご支援の程何とぞよろしくお願いいたします。

 
題名
お名前 (全角で入力)
メールアドレス  (半角英数で入力)
コメント
 ←ボタンを1回押してください
ご協力誠にありがとうございました。

1.00 (C)2008 I love Tamagawa All rights reserved.