女子高生2人に電車内で痴漢の会社員に無罪の判決
去年5月、JR大阪環状線の列車内で女子高校生2人に痴漢をしたとして、大阪府迷惑防止条例違反の罪に問われた31歳の男性会社員に対し、大阪地裁は無罪を言い渡しました。
この事件は去年5月28日、大阪環状線の列車内で女子高生の胸をひじで触り、その後、別の女子高生の尻を触ったなどとして、31歳の男性会社員が起訴されたもので、男性は捜査段階から一貫して無罪を主張したのに対し、検察は懲役6カ月を求刑していました。1日の判決で、大阪地裁は「2人の少女の申告は信用できるが、男性を犯人とするには合理的疑いが残る」などとして無罪を言い渡しました。判決後、男性会社員は「自分の人生を1年以上かけて闘ってきた。裁判所に信じてもらってうれしい」とコメントしています。