岡山放送局

2008年9月1日 19時57分更新

県内のホームレス減少


岡山県内の路上生活者、いわゆるホームレスの人は67人と去年に比べて20パーセントあまり減っていることがわかりました。

岡山県は厚生労働省の委託を受けてことし1月に県内の公園や港などで生活している路上生活者、いわゆるホームレスの人の数について調査をおこない、このほど結果がまとまりました。

それによりますと、県内のホームレスの人は6つの市で67人いることが確認され、これは去年の同じ時期に比べて18人少なく、率にして21パーセント減少しています。

このうち県内の市町村でホームレスの人の数が最も多かったのは岡山市の53人で、次いで倉敷市の9人となっていて、この2つの市で全体の90%以上を占めています。

県内でホームレスの人の数が減少したことについて県保健福祉課では、「調査時点では経済状況が上向いていて、雇用情勢が改善されていたことや、自立支援など自治体の努力の結果ではないか」としています。