2008年9月1日 19時57分更新
原油価格の下落に伴って石油元売り各社が1日からガソリンの卸売価格を引き下げたのを受けて、県内のガソリンスタンドでも小売価格を値下げする動きが広がっています。
石油元売り各社は、原油価格が下落傾向にあって調達コストが下がったことに伴い1日からガソリンの卸売価格を1リットルあたり5円から7円程度引き下げました。
これを受けて県内のガソリンスタンドでも小売価格を値下げする動きが広がっています。
このうち、岡山市の中心部にあるセルフ式のガソリンスタンドでは、レギュラーガソリンが31日より3円安い、175円で販売されていました。
また、この店の周辺では先週まで180円程度だった価格を3円から5円程度下げて販売する店が多く見られる一方、すでに販売競争で価格を下げているため、1日の値下げは行わなかった店もありました。
店を訪れた客のひとりは「ガソリン代が下がるのは嬉しいが、今までが高すぎた。前の価格まで戻ってほしい」と話していました。
また、ガソリンスタンドの店長は「客足が伸びているわけではありません。今後も厳しい状況は続きそうです。」と話していました。