十七日間にわたり紙面をにぎわせた北京オリンピックが閉幕しました。
北島選手の連覇、ソフトボール悲願の金メダルなど、締め切り時間ぎりぎりまで頭を悩ませ、インパクトのある紙面をつくってきました。(とはいえ、わたし自身は五輪以外のスポーツを担当していたため、直接かかわることはなかったのですが…)
プロ野球、Jリーグ、高校野球、インターハイ。五輪以外でも今夏、たくさんの熱戦が繰り広げられました。
特に高校野球は、日程の関係で組み合わせ抽選会が行われず、各県決勝戦終了後にくじ引きされ、一回戦からいきなり近県同士のカードが組まれるなど異例の大会になりました。
倉敷商が岡山県勢春夏通算百勝目となる白星を挙げ、大阪桐蔭が記録的な猛打で栄冠に輝きました。熱戦を反映してか、観客数も四万人を超えたのが十四試合と、五輪による影響は感じさせませんでした。
これらの紙面づくりを五輪面に負けないように頑張ってきましたが、どうだったでしょうか。
プロ野球は、日本代表メンバーが戻ってきました。これからのペナントレースは目が離せません。
九月になると、いよいよサッカーワールドカップのアジア最終予選が始まります。五輪が終わった一抹の寂しさを感じる暇もありません。この先、スポーツの熱い戦いはまだまだ続きます。
これからも感動が伝わるよう、よりよい紙面をつくっていきたいと思います。
(ニュース編集部・平田聡児)