福田総理の辞任記者会見について
2008 / 09 / 01 ( Mon ) 9月1日(月)
議員会館にいて、仕事をしていると電話がかかってきて、福田総理が、記者会見をすると言う。 辞任の記者会見ではないかという話になる。 9時半から記者会見を見る。 辞職の記者会見に本当に驚くし、怒りがわいてくる。 選挙のために、福田さんをやめさせる自民党も麻生幹事長も、そして、投げ捨てた福田総理も国民のことを全く考えていない。 投げ捨てられているのは、国民である。「国民投げ捨て内閣」である。 自民党は、政権政党として、全く崩壊をしている。 福田総理は、消費者庁を作ると言っていたが、そのことを実現しないまま、投げ捨てて、ひどいものである。 |
もっと人間らしい働き方を
2008 / 05 / 21 ( Wed ) 5月20日(水)
参議院は、火曜日と木曜日に常任委員会がある。私は、常任委員会は厚生労働委員会に所属をしているので、毎週火・木2回、厚生労働委員会で質問をしている。厚生も、労働も、範囲が広いので、何でもテーマになり得ると意欲的に聞いている。こういうことを質問してほしい、こんな声を聞いてほしいということがあれば何でもお寄せください。 昨日の委員会では、「名ばかり管理職」の問題と介護労働者の賃金を上げるための方策についての質問をした。 ILO111号条約(雇用及び職業についての差別待遇に関する条約)を批准するとして、何が問題であるか、検討すると大臣が答弁。検討してもらい、政府が早期に批准するよう働きかけていく。 何といってもILO111号条約は、もう既に166カ国が批准している。 5月21日、今日の本会議で政府提案の「介護保険法及び老人福祉法改正法案」と議員立法の「介護従事者処遇改善法案」が成立。 議員立法は、次のような内容である。 「本法律案は、高齢者等が安心して暮らすことのできる社会を実現するために介護従事者等が重要な役割を担っていることにかんがみ、介護を担う優れた人材の確保を図るため、平成二十一年四月一日までに、介護従事者等の賃金水準その他の事情を勘案し、介護従事者等の賃金をはじめとする処遇の改善に資するための施策の在り方について検討を加え、必要があると認めるときは、その結果に基づいて必要な措置を講じようとするものである」 介護従事者の労働条件、賃金を上げるために、今後、税金の投入、制度設計でがんばる。 今日、宇宙基本法が成立。 宇宙の軍事利用に道を開くものであり、社民党は反対。 こんな大事な法律はもっともっと議論されるべきである。 |
再議決のあった日
2008 / 05 / 13 ( Tue ) 5月13日(火)
今日は、道路特例法案が、衆議院で、再議決をされた日。 今回で、3回目。 国会は、国権の最高機関なのに、衆議院で、ただ数で再議決となると、国会の議論は何だということになってしまう。 今から、56年前、再議決があるのだけれど、両議院協議会を開き、修正の議論をし、長く時間をかけて議論をしている。 今は、ところてんのように、一丁上がりだ。 参議院の議論や議決を尊重をするなんてみじんもない。 それはとりもなおさず国民軽視だと思う。 ところで、今日の新聞は、中国のすざまじい地震の被害を伝えている。 1万人の人たちが死亡という記事に心が痛くなる。 ビルマのサイクロンの被害は、救援の人たちを国内には入れないという意味で、天災が人災に変わっていくのではと心配をしている。 |
道路整備費財源特例法改正案が否決をされました
2008 / 05 / 12 ( Mon ) 5月12日(月)
今日は、参議院本会議で、道路財源特例法案が、否決になりました。 もちろん、社民党も反対をしました。 道路特定財源のでたらめな使い道は、社民党がずっーと追及してきたとおりです。 暫定税率をそのまま10年間、道路に使うという法案を今、成立させる必要があるでしょうか。 今までは、5年間だったのが、10年間になるわけだし、ひどい改悪の法案を、今、そのまま成立させるというのが全くわかりません。 しっかり、自分たちのために、確保ということでしかありません。 今日、参議院で、否決というのは、民意の反映です。 明日、衆議院で、再議決というのは、全くひどいです。 直近の民意を踏みにじって、数で、再議決というのは、もう政府・与党が、自分たちのためにしか政治をやらないという宣言でしかありません。 後期高齢者医療制度も、2006年に、参議院の厚生労働委員会で、眼の前で、強行採決をしました。 そのときと全く変わりません。 というか、これだけ問題が明らかになっているにもかかわらず、再議決なのだから、誰のために、政治をやっているのか明らかです。 それにしても、再議決に対して、問責決議を出さないというのは、正直残念です。 問責決議を出したからと言って、未来永劫、審議拒否をしなければならないわけて゜もありません。 国民の多くは、今の政府・与党の再議決や政治の姿勢に問責を突きつけているのだから、国会は、それを受けて、きちんと政府・与党に、突きつけるべきだと思います。 国会が、何となくすぎていくことにだけはならないようにがんばります。 今日、参議院の本会議では、与党の討論のなかで、なぜ民主党は、この法案を財政金融委員会に付託をしたのか、なぜ国土交通委員会に付託をしなかったのかと言ったことが、強く主張されていました。 確かに、国土交通委員会のほうに、付託をして欲しかったとは思います。 しかし、問題の本質は、そんなところには、ありません。 税金の使い道として、これから、10年間、暫定税率を道路に使うという法案を今賛成をしていいのかということが、問題の本質です。 今、後期高齢者医療制度について、与党からも批判の声があがっています。 ひどい法律を成立させるときは、やっぱり怒号のなかで、成立をさせました。 今日、参議院で、与党の怒号を聞いていると、「何にもわかっていない。」と正直思います。 すぐ、後で、一般財源化なのだから、あのとき、成立させたのは、おかしかったとまたいうのでしょうか。 わたしは、明日、衆議院で、再議決をしようとしていることに、本当に頭にきています。 とにかく、10年間、道路に使うという法案を成立をさせておけば、道路のために確保はてできるわけで、税金の確保はしたうえでの交渉になっていきます。 交渉がうまくいかなくても道路族の人たちは、大丈夫、むしろ、交渉が成立しないほうがいいとなっていくのではないでしょうか。 それにしても、郵政民営化のための郵政選挙で、とった与党の3分の2の議決で、直近の民意の反映である参議院の結論を、何度でも踏みにじっていくというのは、本当に悔しいです。 次の衆議院選挙では、社民党は、なんとしても衆議院の議席を2桁にしたい。 道路特定財源にメスを入れるのを愚直にがんばり、与党と対峙しているのは、社民党だと言いたいな。 |
4月はまさに正念場
2008 / 04 / 04 ( Fri ) 4月4日(金)
3月末に都内のあるスーパーで買い物をし、4月1日に全く同じ店で、全く同じ商品 を買って、実際ね上げがどうなのか検証してみた。お店やメーカーに対しての批判で はもちろんない。実際値上がっていました。国会でしょっちゅう買うおいしいパン屋 さんのパンも、何と30円値上げ。秘書が口をあんぐりしていた。値上げが身にしみ る。収入は減っているのに、値上げはどんどん進んでいる。これらの物価高は、やっ ぱり政治の責任だ。 4月1日から後期高齢者医療制度がスタートした。厚生労働省から後期高齢者健康保 険証のサンプルをもらった。はっきりと「後期高齢者」と書いてある。今さら「長 寿」なんて、名称を使おうなんて全くおかしい。 4月はまさに正念場。4月末に、衆議院で再議決というのは最悪である。与野党協議 で、一般財源化、暫定税率の問題について、結着ををつけ、政策転換をすべきであ る。道路財源特別措置法をそのまま可決しようなんておかしい。 与党は、はっきり自分たちの考えを明示して提案をすべきだし、修正案をだすべきで ある。「税制改革のなかで論議する」と争点をバァーと拡大し、消費税導入をしよう とし、道路特定財源の問題をうやむやにしようとする与党の思惑はおかしい。社民党 は、再議決、ガソリンの値上げ、暫定税率10年間維持、道路特定財源の維持という ことにならないよう全力をあげる。 |
一般財源化へ
2008 / 03 / 30 ( Sun ) 3月30日(日)
今日は、同一価値労働、同一賃金を実現しようという集会に行く。 3月25日(水)に、福田総理が記者会見を行った。 2009年度に一般財源化をするということは、一定評価はできる。 国会のなかで、ガンガン道路特定財源の問題について、追及し、質問をし、がんばってきた甲斐があった。参議院が与野党逆転をしたことは実は大きい。 資料が出てくるようになったし、道路特定財源の様々な問題が出てくるようになった。 社民党は、佐世保に出かけたり、ミュージカルに5億円以上もお金を使ってきたことや、道普請キャンペーンに多額のお金を使い、タウンミーティングよりもはるかに手のこんだやらせをやり続けてきたことなどを明らかにしてきた。 まだまだたくさんのことを追及し、明らかにしようとしている。 このことについては、衆議院議員の保坂展人さんと2人3脚でやってきた。 保坂さんは、タウンミーティングのときもそうだったが、疑惑追及については、天才的な勘とねばりを持っている。 そのことに非常に助けられ、わたしは、国会で質問をしてきた。 というわけで、総理が一般財源化と言わざるを得なかったのは、野党のものすごいがんばりがあったからである。 しかし、総理は暫定税率については、完全に維持をするという態度である。 27日(木)に、参議院の予算委員会で質問をした。 一般財源化については、検討をしていただいて、一般財源化と少し後退をした。 暫定税率ついては、「2009年度に廃止をする。」と間違って発言をしたりした。 しかし、暫定税率については、全くの維持である。 これだけずさんな使い途が今明らかになって、なぜ維持なのか。おかしい。 また、国民生活の疲弊、様々な値上げを考えれば、ガソリンの値段は下げることが必要である。 予算委員会で、総理は、「早く法案をあげていただきたい。」と言った。 早くあげてくれと言っている法案は、特定財源維持の法案である。 総理の考えがわからない。 予算委員会で、総理の発言は、矛盾をしていると質問をしたが、答弁は、全く理解できないものであった。 総理の発言は、重い。 だから、決断をした総理の考えを飲むべきだと言う意見もある。 しかし、わたしは、そのことに反対である。 暫定税率維持となれば、ここまで主張をしてきて、国民への背信行為である。ましてや自民党と民主党の党首で、福田案でまとまることなど全く考えられない。そうならないけれども、万が一、そうなれば、社民党は、大連立で、暫定税率維持なんておかしいと批判をすることになるだろう。 もちろん、今そうなっていない。 4月1日、ガソリンが25円下がることになるだろう。 今まで、暫定と言いながら、まるで、未来永劫、暫定税率が続くかのようにしてきたことが大問題なのである。じゃぶじゃぶと使い続けることなどもうできないのである。 4月1日以降、与党が再議決をしないよう、世論を喚起し、がんばっていく。 与野党協議ということになれば、拒否する理由はない。 しかしながら、口約束などではだめである。 自民党のなかには、反対が強いし、一年後に、福田氏が総理をやっているかどうかわからない。総理が変わって、反古になるなんてことはあり得るのだ。 従って、与党は、口約束ではなく、しっかり法案を修正するへきである。 与党が、一般財源化と修正し、かつ暫定税率について、廃止に向かって進んでいくことが、不可欠である。そのことの実現のために、国会の論議もがんばっていく。 それにしても、総理が繰り返し、税制改革のなかで、検討をしていただくと言っていることは、意味深長である。 今度の福田総理の考えの提起は、完全に財務省の勝利と言われている。 一般財源化し、国土交通省の聖域から、ひっぺがし、かつ暫定税率は維持して、税収は確保し、そして、年金財政についても消費税が必要と消費税をあげていく・・・・・・・。 それにしても、特定財源の膿は徹底的に出すべきである。 無駄遣いをしているし、また、金の使い道に困って、次々にいろんなプロジェクトをやっているという面もある。 一般財源化をしても、その使い道は、しっかりチェックをすべきである。 しかし、まず、特定財源化をやめて、国土交通省が、自由自在に使える財布であることはやめさせるべきである。 国会で質問をしていて、本当にそのことを痛感するようになった。 4月の間、特に、がんばる。 どうかご支援をよろしくお願いします。 |
国会が大詰めです
2008 / 03 / 28 ( Fri ) 3月27日(木)
最近のニュースでは、支援をしてきた袴田事件が最高裁で棄却をされたことが、本当に残念だし、無念。 袴田さんのおねえさんもがっかりしているだろう。 「ハリケーン」というボブ・ディランの曲も映画もあるけれど、日本のボクサーの事件は、なかなか無罪とならない。 今日は、厚生労働委員会で、質問をする。 被爆者の認定の問題と被爆2世・3世の健康診断などについて、そして、産婦人科医不足と助産師さんの活用、権限の強化、無料検診と助産師さんの関係などについてである。 興味のある方は、議事録を読んでください。 わたしは、秘書が妊娠をしていて、毎日大きなおなかを見ているので、事務所でもお産のことをよくみんなで話をしている。無事お産がすみますように! お産サポートJAPANの助産師さんである矢島さんをはじめいろんな方が事務所に来てくださる。 社民党は、「産声の聞こえる街づくりプロジェクトチーム」を作り、今まで岩手県、秋田県を訪れ、この間、東京の佐々木静子医師がやさていらっしゃる松島病院を訪れた。 今度は、一泊2日で長野県に行く。 ぜひ矢島さんが、国分寺でやっていらっしゃる助産院にも行ってみたい。 今日の夜は、日本産婦人科学会に行き、産婦人科医の人たちに様々なことで、レクチャーをしてもらう。 女性医師のリアルな現実も女医さんから話を聞く。 勤務医が当直した次の日は、休めるような労働条件を作らない限り、医師が働きつづけられる訳はない。 国会で、いろいろ取り組もう。 岡井崇医師から、彼の書かれた「ノーフォールト」(早川書房)の本をプレゼントしてもらう。 帯に「現役医師が描く『医療の危機』」とある。楽しみに読んでみよう。 明日は、参議院の予算委員会で質問をする。 社会保障費の削減や道路特定財源の使い道について、今後のあるべき姿について、福田総理に質問をする予定。がんばろっと。 参議院が与野党逆転して、本当に良かった。 こんなひどい道路特定財源の使い方をしていたのかと資料をみながら、毎日、怒り、驚いている。 衆議院の保坂展人さんのがんばりで、新しいひどいことがどんどん出てきている。 ガソリンを入れる人は、毎回自分たちの25円が道路作りや様々なことに使われていることを毎回考えるようになったし、道路特定財源のひどい使い道の膿がこれほど出てくることもなかっただろう。 膿はしヵり出さなくてはならない。 これをそのままにして、暫定税率を10年間伸ばして、じゃぶじゃぶ国土交通省のために、使わせるわけにはいかない。 お店のレジから、お金をとっていくような野放図な使い方だ。 このお金を少しでも医療にまわせば、医療崩壊を止めることができる。 明日は、参議院の予算委員会で採決。 そして。本会議の予定。 今日、福田総理の記者会見が行われた。 一般財源化について言及をしたけれど、具体的にはまだはっきりしない。 暫定税率について全く言わないのもおかしいし、納得がいかない。 社民党は、道路特定財源の使い方についてがんがん追及し、財政について、提言をしていく。 4月1日には、ガソリンが25円下がるだろう。 議論はそれからだ。 暫定税率の税金をずっと国土交通省が好きに使っていく構図はやめさせなければならない。 |
政治によるシビリアンコントロールを!
2008 / 03 / 19 ( Wed ) 3月18日(火)
今日も参議院の予算委員会で質問。 今日は、道路特定財源の集中審議。 平成15年に、みちぶしん全国会議を名古屋でやっているが(毎年やっているし、今年も奈良で3月にやるのだが)、一日3時間の300人の集会をやるのに、なんと6000万円以上税金を使っている。道路特定財源を使っている。 そもそも2000万円近くは、全くわからない経費。実費ではない。国土交通省は、打ち合わせの代金などと言っているが、そんなにかかるわけない。しかも運営費2400万円というものも全く根拠のないものである。 しかも活動報告を4人がやっているが、そのうち2人はばりばりの国土交通省の人間。 しかもそのうちの一人は、この事業の発注をしている張本人である。 ということは、主催は、国土交通省の整備局、発注者は、国土交通省の人間で、活動報告を発注をした所長がやっている。 何と言うこと! まさか国土交通省のこの所長が、謝礼なんて受け取っていないでしょうねえ。 明日、国土交通省に確認をしてみようっと。 今日は、また、国土交通省が、女性を活用をして、道路特定財源を下げるな、道路が大事というキャンペーンを張っていることを質問をした。 熊本在住のある女性は、この3年間で、1億2000万円、随意契約で、国土交通省から受注している。 この金額は、随意契約から、調べてわかったもので、随意契約以外に他にあるかもしれない。 最低、1億2000万円以上受注している。 しかし、この人は、みちについてのNPOの代表をしていて、国土交通省の国道事務所などと共催で、みちづくりの集会をやったりしている。 この人の会社で作った機関誌を国道事務所は、何百万円もかけて購入をしている。 つまり、国土交通省とビジネスをして、ある意味利害関係者と言える。しかし、NPOの代表として、2月に宮崎で行われた集会で、「暫定税率は下げるべきではない。」と発言をしている。 わたしのまわりには、いい活動をしているのに、経済的には大変で、ほとんどボランティアワークをしているNPOもNPOの活動家もいっぱいいる。 経済的には恵まれなくてもみんながんばっている。 国土交通省と随意契約で、1億2000万円もの受注をしながら、全く独立のNPOとして、結果的には、国土交通省が望むような「道路は大事。暫定税率は下げるべきではない。」と発言し、活動をしているのである。 本人の意図はどうであれ、国土交通省にしては願ったりの活動だ。 女性を活用して、もっと言うと利用して、活動していると言えないだろうか。 こんなのは、民意の偽装ではないか。 あるいは、世論の偽装と言える。 道路特定財源を国土交通省の特定財源にし続けるために、道路特定財源を使って、キャンペーンをし続けているのである。税金を自分たちのものにするために、税金を使っているのである。 前述した講演会といい、これらのことと言い、国土交通省の「自作自演」と言えるのではないか。 また、国土交通省のプロデュースで、多くの人を使っているのである。 道路特定財源で、106回のミュージカルを行い、治水特定財源で、104回のミュージカルを行い、10億円以上税金を支出した。 講演会、いろんな発注、ばらまきも入れると全部で、どれだけの広告をしたのだろうか。 こんなの本当におかしい。 国会のなかで、とことん追及をしていく。 また、本日、政府から日銀総裁の提示があった。 社民党は、田波さんには不同意、西村さんには同意である。 理由は、はっきりしている。財務省出身で、いまだに財務省のいいなりの田波さんではだめだということである。 それにしても、政府・与党の考えていることは全くわからない。 野党が反対をすることがわかっているのに、なせ提示をするのか。 はっきり言うと、態度を変えるのではないかと甘く見ていたのではないか。あるいは、読みがまったく甘いし、間違っていたのではないか。 国会の大きな役割は、巨大な行政を監視し、チェックをすることである。 財務省のいいなりの日銀では困るわけであり、国会は、はっきり不同意とすべきなのである。 広い意味でのシビリアン・コントロールを国会はしなければならない。 国会にいると、最近の政府・与党は、ひたすら財務省のいいなりで、戦略もないし、読みが全く間違っていると嘆息したくなる。 全くおかしい。 |
ひどい予算案衆院通過
2008 / 03 / 01 ( Sat ) 今日は衆議院本会議で野党欠席のまま予算案を成立させた。
まったくひどい。 来週から参議院の審議が始まる。とことん審議をがんばるぞ! いろいろな方がたくさんメールをくださる。 最近いただいたメールの一つをご本人のご承諾のもと、ご紹介したい。 本当にその通りだ、と思う。 「国税を1400億円以上もかけた巨大なイージス艦が、地道に漁を営む方たちの船を四方に追いやり、あるいはなぎ倒して進んでいく。何の自覚もない、何の感情も持たない、冷たく堅い鉄の塊として。なぎ倒された漁船に乗っていたのは、漁船を継ぐことを決めた息子と、それを喜んでいた父親。ふつうの庶民の、幸福な家族。息子さんは『お金じゃなくてゴメン』と言いながら、ホームレスへの炊き出し支援のための魚を差し入れていたという、心優しい青年だったと聞きます。これから先も、決して忘れてはいけない事件です。」 |
徹底審議を
2008 / 02 / 29 ( Fri ) 2月29日(金)
日野原さんに、「わたしを多くのガールフレンドの末席に置いてください。」と冗談を言うと、「末席でなくていいよ。」とこれまた冗談で返してくださった。楽しかった。 ところで、国会のなかでの審議で、今日は完全に防衛大臣は居直っているという感じである。 まだまだ究明しなければならないことはたくさんある。 本会議での採決をしようとするなんて全くおかしい。 |
共生社会に関する調査会で視察に行きました
2008 / 02 / 15 ( Fri ) 2月15日(金)
昨日に引き続き今日も参議院の少子高齢化・共生社会に関する調査会で視察である。 テーマは、地域における外国人との共生である。 企業を訪問をしたり、合計4つの学校に行った。 昨日は、静岡県浜松市、今日は愛知県豊橋市である。 定年制のない西島株式会社も見学させていただいた。 学校法人の認可がとれなくて、私財を投げ打って苦労している学校もあれば、学校法人化して、日系ブラジル人の子どもたちにポルトガル語を教えたり、また、ブラジルから教材を取り寄せて教えている学校もあった。 岩田小学校という愛知県豊橋市の公立小学校は、教員の加員やバイリンガルの指導者を入れて、一番のクラスにはいる前のオリエンテーションのクラスを作っていた。 現場の先生たちががんばっているという感じだ。 うまくいくと、日本の子もブラジルの子も国際化するといえるが、一歩間違えると子どもは日本語もポルトガル語も十分話せず、日本でもブラジルでも苦労するということになりかねない。 とにかく現場ががんばっているのである。 後は、国を含めた行政に何ができるかである。 ところで、入管法を変えて、日系ブラジル人は、単純労働も含めて就労ビザができるように変えた。これは、国と企業の都合である。 現に、外国人の人たちのほとんどは、特に日系ブラジル人の人たちは派遣労働者として働いている。 企業は、安い労働力を使って、多くの利潤をあげているのだから、企業内託児所を作るなり、もっともっと寄付をするなりすべきではないだろうか。 安い労働力を導入をするということが、先行し、子どもたちの教育の問題などがようやく後をついていっているという感じである。 国会のなかで、何ができるか考えてみよう。日本とブラジルの呂恵方の子どもたちの笑顔に励まされた。 ところで、今、日銀総裁に武藤さんをするかどうかということか゜、与野党のなかで問題となっている。 武藤さんは、財務省出身である。そして、財務省と日銀は分離をすべきである。 と言う理由で、社民党は反対である。 また、人事については、きちんと公の場面できちんと議論をすべきである。そのことを声を大にして言いたい。 |
予算委員会
2008 / 02 / 05 ( Tue ) 2月5日(火)
今日も参議院の予算委員会で質問。 4日間連続しての質問である。 昨日は、雇用、とりわけ日雇い派遣、労働者派遣法の抜本改正の必要と4月から始まる後期高齢者医療制度について、質問。 今日は、民法772条のことと医療のこと。 医療については、医者の人たちから、多くの危惧があがっている事故調査委員会の構想についてと病院窓口のレセプトの開示を義務づけるべきではないかということ、去年、岩手県遠野市に行ったが、2002年から産婦人科医がいなくなったが、市が公設助産院を作っており、、遠隔地の産婦人科医とは、モバイル検診をやっているが、このことを引き続き経済産業省、そして、厚生労働省は応援をして欲しいということを質問をする。 いずれも前向きの回答が出て、嬉しい。 領収書の明細が出れば、薬害などの防止にも、過剰請求もなくなっていく。 遠野市のことについても、経済産業省も厚生労働省も応援することを言ってくれて、今までとは違う前進である。 そして、今日は、財政再建のことを質問をする。 国債、なかでも赤字国債がウナギのぼりに増えている。 そのことについての感想と対策を聞く。 そして、外国為替特別会計について聞く。 17兆以上ある。そして、毎年、剰余金を生んでいる。最近では、一年間に3.5兆円の剰余金を生んでいる。積み立て金を取り崩せばいいことであり、なぜ赤字国債を増やしているのか、せめて剰余金を一般会計にまわすべきであると質問。暫定税率を廃止すると、2.7兆円がなくなって困ると与党は主張をするけれど、財源ならばあるじゃないという感じである。 道路特定財源は国土交通省の「既得権益」であり、外国為替特別会計は財務省の「既得権益」という感じではないだろうか。 また、日本は、アメリカの国債を65兆円持っている。これは、官・民合わせた金額である。シンクタンクなどは、7割以上国が持っているとしている。政府に対して今日また改めて聞いたけれど、国がアメリカの国債をどれだけ持っているか明言をしない。 世界が持っているアメリカ国債の日本は4分の1を持っている。 これで、アメリカの赤字やイラク戦費を下支をしていると言える。 財政再建のためには、国債、とりわけ赤字国債をなくすようにすること、外国為替特別会計の積立金を一般財源化すること、少なくとも剰余金は一般財源化すること、アメリカの国債を巨額に所有するのをやめて、日本の赤字国債を減らす努力をすることなどが必要である。 消費税を上げずにやるべきである。 全くひどい。国の借金はどんどん増えて、金利の負担も大きいのに、別のポケットがあって、そこでは好きに使っているのである。 毎年2200億円、社会保障費を削減をしているが、そうしなくてもやっていけるのである。 財政再建のやり方が間違っている。というか、ごまかしているというべきか、だましているというべきか。 「骨太方針2006」だって、社会保障費の削減は打ち出しているけれど、防衛費の削減は打ち出していない。 今日は、答弁で勝ち取れたところもあったし、財政再建も聞けたということだろうか。 今日は、補正予算の採決はなしである。 あしたもがんばろうっと。 おやすみなさい。 |
つなぎ法案について
2008 / 01 / 30 ( Wed ) 社民党の両院議員懇談会。
文化放送ラジオパンチに出演し「つなぎ法案」について議論。 「つなぎ法案」について、批判的なメールが数多く来る。 議員会館で労働者派遣法の改正をめざす超党派の集会に出る。 重野幹事長と話しをする。 両院議長のあっせんを受け入れる。 あっせんの内容は次の通りである。 ------------------ 1.総予算及び歳入法案の審査に当たっては、公聴会や参考人質疑を含む徹底した審議を行なったうえで、年度内に一定の結論を得るものとする。 2.国会審議を通し、税法について各党間で合意が得られたものについては、立法府において修正する。 3.1.2について両院議長の下で与野党間で明確な同意が得られた場合は、いわゆるセイフティネット(ブリッジ)法案は取り下げる。 ------------------ 釈然としない点もあるが、「つなぎ法案」を取り下げた点は大きいか。 いわゆる「正常化」があっという間に起きて、正直何か肩すかしになった。 でも国会のなかでとことんとことんまっとうに議論するぞ! 明日は参議院予算委員会での質問である。 これから論戦でがんばっていく。 |
予算委員会について
2008 / 01 / 29 ( Tue ) 今、明日の予算委員会はないと連絡あり。
これから何が起きるかわからなくなってきた。 |
予算委員会の準備
2008 / 01 / 29 ( Tue ) 今日は、衆議院の予算委員会で、補正予算の審議をやっている。
今日は、みんなバタバタしている。というのは、いわゆるつなぎ法案を与党が出すかどうかということになっているからである。 道路特定財源や暫定税率の問題についての法案を議論をする前に、3月31日に期限が来て、ガソリン代が25円下がってしまわないように、2ヶ月のつなぎの法案を出そうとしているのである。 国会のルールを悪用をしている。 法案の採決の出口で、強行にやるのではなく、入り口で強行にやるのではなく、まだ、審議も始まっていない法案について、玄関で強行にやるという感じである。 こんなつなぎ法案では、結局、国会の審議など不用ということになってしまう。特に、参議院の審議など関係なく、60日ルールで成立させるぞいうことではないだろうか。 このつなぎ法案には、何が何でも利権を守るぞという執念すら感じる。「おれたちの財布に手を突っ込むな。」という感じではないだろうか。「おれたちの財布」ではなく、「国民の税金」なのに。 今、衆議院では本会議をやっている。 補正予算の採決を巡ってである。 そして、まだつなぎ法案は出されていない。 もし、つなぎ法案が国会に出されれば、国会審議は、ストップしてしまうので、明日、参議院で予算委員会が開かれるかどうか、議員会館で、正直やきもきしている。というのは、明日、質問をするかどうかであり、秘書のみんなとパネルを作ったり、質問事項を議論している。 しかし、今夜から明日にかけて、何が起きるかわからなくなっている。 これも与党の「泥縄の奇策」(毎日新聞)のせいである。 |