十塵録

辞任劇

苦労をしないで手に入れたものは、いとも簡単に手を放してしまう。

今回も前回も、本人が強く、貪欲に望んだポストではなく、周りが祭り上げたものだからか、あっけない幕引きとなった。

仮にあとから見て間違った判断をしていたとしても、せめて最後まで全力で駆け抜けて欲しかった、そう思う人は少なくないだろう。

ここからビジネスに何らかの示唆を得るとするならば、「とにかく一番やりたい人にやらせる」ということだろうか。

また、政治の世界でも短い時間でテレビを前に上手にマーケティングをしない限り、支持が得られない時代になった、ということも象徴しているだろう。

米国の大統領選を見れば顕著だが、政治の本質は言論の力であり、言葉によって国民の心を揺さぶることができるか否かが、改めて問われているのではないだろうか。

次のリーダーへのリクエストは、絶対に投げ出さない強い意欲と、メッセージを正しく、力強く、国民の魂を震わす発信力を求めたい。

珍しく、政治ネタでした。

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以上岩瀬大輔氏ブログから。この人はこれから絶対日本のビジネスをリードする人なので注目していきたい。かつてこの駄ブログにコメントをくださった方ですが，かといって批判の矢を逸らすのはfairではない。

その政見は…

≪最後まで全力で駆け抜けて欲しかった≫
　…福田さんは「全力で駆け抜けなかった」のですかね？　「最後」って何？　寿命？

≪政治の世界でも短い時間でテレビを前に上手にマーケティングをしない限り、支持が得られない時代になった、ということも象徴しているだろう。

米国の大統領選を見れば顕著だが、政治の本質は言論の力であり、言葉によって国民の心を揺さぶることができるか否かが、改めて問われているのではないだろうか≫
　…これもねえ…　大学生でも書ける

≪次のリーダーへのリクエストは、絶対に投げ出さない強い意欲と、メッセージを正しく、力強く、国民の魂を震わす発信力を求めたい≫
　…これは朝日の社説か天声人語のコピペですかね。

≪絶対に投げ出さない強い意欲と，≫
　…いつまでも老醜曝し老害撒き散らして政権にしがみつけと？

がっかり。学級委員的抽象論。次回に期待します。