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読者900人のリアル事情――仕事とプライベートのバランスを検証 今のON・OFFバランスをとるだけでなく、結婚・出産してからも理想的なバランスをキープするにはどうしたらいいだろう? 今の悩みと、良い解決方法を探っていこう。 ■自分がどんな人生を送りたいか考える機会と考えて 仕事とプライベートについて読者に聞くと、「プライベートをもっと充実させたい派」「仕事をもっと充実させたい派」に分かれるものの、約半数が現在の仕事とプライベートのバランスに満足していない。 仕事でやりがいを感じないから、その分プライベートを充実させてバランスをとろうとする。あるいは、プライベートが思う通りにならなくても、仕事があればいいと、どちらか一方で人生の足りない部分を満たそうと考える人も多いが、慶応義塾大学大学院教授・高橋俊介さんは、重要なのはどちらも同じ「バランス」で充実することだと話す。 「『仕事とプライベート両方大事』と答える人と『仕事のほうが大事』『プライベートのほうが大事』と答える人のストレスを調べたところ、『両方大事』と答えたほうがストレスが少ないというデータがあります」。 つまり、仕事にもプライベートにも優先順位をつけず、両方を充実させることが大切なのだ。今、注目されているワークライフバランスという言葉も、「時間のバランスととらえられがちですが、心理的な満足度と安定性と考えるほうがいい。どちらかを優先させるのではなく、ミックスさせていきましょう」(高橋さん)という。 例えば、時間の面だけで見れば、子どもが生まれるとキャリアに支障をきたすと考えがちだが、実際には、育児によって身に付いたタイムマネジメント力が仕事でも役立ったという女性は多い。「すると、育児はプライベートだったはずが、仕事につながったことになります。本当に良いワークライフバランスとは、4対6など足して10で収まるものではなく、6対6など、重なりの部分を大きくしていくことなのです」(高橋さん)。 どのように意識していけば、仕事とプライベートのバランスを上手にとれるだろう。日本女子大学教授・大沢真知子さんは「人生の最終ゴールまで考えて、自分らしいライフバランスを見つけること」だと言う。 「終身雇用など敷かれたレールの上を走ればよかった今までと違い、これからは企業や政府に頼っても充実した人生は保証されない時代。自分の人生を長い目でとらえ、自分で様々な選択をする必要があります」。 そして、女性の生き方が多様化する時代をポジティブにとらえてほしいと大沢さんは言う。 「他力本願だった仕事とプライベートのバランスを、自由に選べるようになりました。『自分らしい生き方』を見つけるチャンスだと思ってほしいです」。 次のページのアンケートからは、「仕事にやりがいが見出せない」「プライベートでもやりたいことが見つからない」という現状が読み取れる。一方で、左下の結果からは、夢を持っていたり、スキルアップを目指していたり、前向きに考えたい意志を感じる。理想と現実のギャップを埋められれば、よいバランスを手にできるはずだ。 WOMAN白書 他の記事を読む
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