闇の中の少女 著者 久留美 真理
[品切・重版未定]
四六判上製 / 208頁 / 定価(1,200円+税)
1998年11月21日刊行
ISBN4-89436-120-5 C0093
少女時代の夢、挫折、嫉妬……懐かしいあの時代と現在が交錯する心の溜を描き出す心象風景
心ない教師の言葉に傷つく少女の心理を描いた「卑屈」。大学時代の先輩からふいにかかってきた電話からはじまる悲哀を映す「これでおあいこ」。自分勝手な友人から小説の押売りをされて「書く女」など、さまざまな心理模様を織りなす『さりげない日常』の物語集。待望の新人のデビュー作!

久留美真理 (くるみ まり)

立命館大学文学部卒業後、某作家事務所でスタッフとして勤務、その後人材派遣会社に登録する。OA機器操作など様々な職場に勤務。その間、作家として執筆活動を続け、現在に至る。京都府在住。


「闇の中の少女」の記事・書評

98年10月号 噂の眞相(98年10月号・噂の眞相)130頁より

BOOK・MEMO
新刊メモ

 懐かしい少女時代と現在が交錯する4編の心象風景。様々な心理模様を織りなす、4人の多感な女性のさりげない日常の小説を新人が描く。