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何が杉村太蔵秘書を自殺未遂に追いやったのか

 一体何があったのか――。自民党の杉村太蔵衆院議員(29)=比例南関東ブロック=の公設第2秘書の男性(25)が28日、自宅で首をつり、自殺を図った。男性はタイゾーが05年9月の総選挙で当選した時以来の仲。棚ボタ当選なのに、大物政治家を気取って党本部からソッポを向かれたタイゾーの将来を憂いてのことなのか。

 男性の自宅は川崎市中原区。東急東横線・日吉駅から徒歩10分の高台にある一軒家で、両親と弟妹の5人暮らしだった。

「男性とタイゾーは04年ごろ、ボランティアサークルを通じて知り合ったという。当時、大学生だった男性は当選を聞いて秘書を志願。運転手やスケジュール管理を懸命にしていた。かなりのイケメンで、一緒に合コンに出掛けていたというから、公私ともに仲が良かったに違いない。ただその後、男性は学業優先で秘書を辞めたと聞いていた」(政界関係者)

 男性が再び秘書になったのは、党本部が衆院北海道1区の公認候補に会社役員の長谷川岳氏(37)を決定し、タイゾーの処遇が注目されていた今春だった。

「男性の家は地元の大地主で、アパートなどを経営する資産家。祖父は慶応大の教授、父親も教育関係の仕事をしています。男性がタイゾー議員の秘書になったのは聞いていたが、特段悩んだ様子は見られなかった。母親は救急車が来た理由を『(経営する)アパートの学生が倒れたから』と言っていた。息子が自殺を図ったとは信じたくなかったのでしょう」(近隣住民)

 議員秘書の自殺というと、長年勤務した“金庫番”のケースが多いが、今回は公設秘書になってまだ4〜5カ月。資産家の家に育ち、年収も600万〜850万円ほどあったから、カネに困っていたとも思えない。

「公設秘書は議員の落選が即、失業につながる。杉村議員は北海道1区の公認が取れず、かといって現状では他選挙区でも当選の見込みが薄い。自殺を図った男性秘書は、将来に何らかの不安を抱えていたのかもしれません」(国会議員秘書経験者)

 杉村議員の事務所は「コメントできない」と言っているが、こんな男を議員にした自民党の見識のなさが結果的に今回の事態を招いてしまったのではないか。

(日刊ゲンダイ2008年8月29日掲載)


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