岡山放送局

2008年8月31日 19時50分更新

ガソリン高で交通量減少か


岡山市内の主な道路の交通量が去年に比べ減っていることがわかり、警察はガソリン価格が高騰している影響ではないかとみています。

県警察本部では交通の規制に役立てるため、県内の道路で乗用車やトラックの交通量を調査しており、岡山市内の主な一般道路の10か所で、去年とことしで交通量が変化しているかどうか調べました。6月末の月曜日の交通量を比べた結果、10か所のうち7か所で、去年に比べ最大でおよそ10パーセント減っていました。

このうち、国体町の国道53号線では、上下線とも10パーセント近く減っていたほか、御津の国道53号線の上下線ではおよそ4パーセント減っていました。
一方、国道2号線バイパスの旭川大橋では上下線ともおよそ9パーセント増えていました。

警察では、バイパスは、整備が終わったため交通量が増えたものの、そのほかでは、ガソリンの平均価格が去年に比べて1リットルあたり30円あまり値上がりした影響で減ったのではないかとしています。

警察は、ガソリン価格の動向次第で、交通量に影響が出ることがあるため、こまめに調査を行って渋滞の解消などに役立てたいとしています。