岡山放送局

2008年8月31日 19時50分更新

倉敷市に政策アドバイザー


倉敷市は、専門家の意見を市の行政運営に役立てようと、全国で活躍する学識経験者などを市のアドバイザーに委嘱することになりました。

これは、倉敷市がさまざまな分野で活躍する人の知識や経験に基づく助言を市政に生かしていこうと、9月4日に開会する市議会に提案するもので、年内をめどに10人程度を市の未来戦略アドバイザーとして委嘱する予定です。

アドバイザーには、行政学の専門家のほか、環境や文化、福祉などについての研究を行う学識経験者、それに企業の経営者など、全国で活躍する多様な人材を起用することにしています。
アドバイザーには、定期的に倉敷市に来てもらい、市長や市の幹部と会合を開いて、市政に対する意見交換を行います。

こうした政策アドバイザーの委嘱は、全国では大阪府の橋下知事がことし4月、大阪府出身で建築家の安藤忠雄氏などに行っているほか、県内では、高梁市が市出身の企業の経営者などに行っています。