大分県教委汚職、富松審議監が入院
大分県教育委員会の汚職事件で、警察は8月31日、教育委員会の富松哲博審議監を収賄の疑いで逮捕する方針でしたが、富松審議監が体調悪化で入院したため、逮捕は見送られました。
富松審議監は、元校長の矢野哲郎被告が県教委参事に昇任する際、矢野被告から20万円分の商品券を受け取ったとされています。富松審議監は県警の任意の事情聴取に対して、わいろ性を否定しています。
警察は収賄容疑を裏付ける証拠が得られたとして、31日午後、富松審議監を逮捕する方針でした。
ところが、関係者によりますと、富松審議監が体調の悪化を理由に入院したことなどから、警察は31日の逮捕を見送りました。警察では、引き続き慎重に捜査を進める方針です。(01日00:01)