お怒りを買うのはわかっていますが、これだけ盛り上がったないようですので、っこちらに
うつして議論お願いします。
医療訴訟を見て思うのは、医療現場のかたがたの苦労が、患者側に伝わって
いないことが問題ではないでしょうか?素人ながら、医者に訴訟なんかおこしても、
何も得るものはないと思うのですが。
うちの近所で喘息で亡くなった子供がいるのですが、誤診じゃないかとまことしやかに
うわさが流れたことがあります。裁判までやらなかったですが、これだけ裁判の報道
がされると、「私も裁判を…】と思ってしまうのではないでしょうか?警察のミスも
最近、話題になって、全体的に組織への不信感があるのかもしれません。
中傷記事はご勘弁を。
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http://www.naoru.com/sosyou.htm
●患者が法的行動をとった理由(複数回答%)
・怒りを感じたから(97.4%)
・過誤を認めさせたかった(97.3%)
・納得できる説明がほしかった(96.6%)
・同じことが他の人に起きないように(93.9%)
・責任追及の方法がほかに無かった(93.8%)
・医師にしたことを悟らせたかった(92.0%)
・病院側の対応が許せなかった(89.1%)
・医師の罪を隠蔽したくなかった(88.4%)
・医療システムを良くしたかった(87.3%)
・経済的補償がほしかった(37.9%)
●法的行動後の感想
・言いたいことがいえた(半数)
・精神的に疲れた(73.6%)
・生活が経済的に苦しくなった(49.1%)
「医療事故市民オンブズマン・メディオ」(東京。新宿)の調査。
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コメント(12)
>・言いたいことがいえた(半数)
これが嫌ですよね。
なんか、持って行き場のない悲しみをぶつける相手として医者を選び、そして裁判という手段で怒りや悲しみを解消している。そんな気がします。
医者の処遇改善とか、情報公開も重要ですが、もしかしたら、先立たれた遺族の悲しみをケアする処方がもっと重要なのかもしれないと思います。
と、書いていて思ったのですが、昔はどうだったんだろう?
遺族の悲しみは変らないはずなのに。。。
何が昔と違うのか?
周囲(近所とか友人とか親戚とか)との関係がいまよりも濃密で、そんな人達との付き合いから悲しみが癒され、医者を訴えるなんてしなかったのか?
周囲のみんながなんとなくお互いに敬意を持ち信頼しあっていたから、訴えるという行為にでなかった?
何が原因かわからないけど、きっと、「互恵関係」の構築が重要なんでしょうね。それと正確な情報を得る能力と分析する能力。そして感情に流されない冷静な判断能力かな。
#最大の要因は感情で医者を悪人にする人が沢山いるからだろうな。
2008/8/28(木) 午後 1:17 [ あるポスドク ]
前回のブログより(削除にあたってのコメント
>以下、がんばっている医者の怒りを買っているようなので、削除しました。
今回の記事
>素人ながら、医者に訴訟なんかおこしても、何も得るものはないと思うのですが。
ブログ主さんはお気付きになっておられない様ですが、これだけ医療関係者、とりわけ「医師」の怒りを買っている大きな要因の一つに、貴殿が繰り返し使用している「医者」という表現が挙げられます。
大したことないとお思いかも知れませんが、この「医者」という言い方、実は言われた方からすれば極めて侮辱的な表現なのです。
2008/8/28(木) 午後 5:26 [ airmagnawave ]
ここまできたら、けんか腰で。
以下のことがわかったとして、
患者さんのお母さんに、ちゃんと「あなたの手術は危険だ」
とつたえていたのでしょうか?もし、リスクがあるなら、
患者に医者を選ぶ権利も与えてあげるのも必要かなと思いま
す。お前が前置胎盤の勉強してないから、俺が決める、何も
言うな!そんなことは患者には通用しません。知らないから
教えてあげるのが基本です。知能が低いとか、馬鹿とか、
絶対にいってはいけない言葉を平気で発する医療関係者がい
っぱいいることに恐怖を覚えます。例の件の患者さんは有力
者らしいですので、実績のあるいい医者を紹介してもらって
手術できるわけですし。それで死亡してもおそらく、彼らは
裁判なんぞはしなかったでしょう。自分で道を選んだわけで
すから。事実として「救った」と医療関係者が思っていると
したら、それは自己満足です。けんか腰でまた、炎上だな。
2008/8/28(木) 午後 6:58 [ ある** ]
おおっと。しばらく見なかった間に、すごいことになっていますね^^;。
最近の産科の件に関しては、実は私の友人も彼を救う活動を積極的にやっています。私もMDですし、また友人の活動から本件の事情はある程度知っていますが、この件はやはり残念な事故であって、犯罪では無いと思います。
しかし、マスコミの報道に接する限りにおいては、そのような印象を受ける人は少ないでしょう。マスコミというのは、良く取材もせずに「大衆が聞きたい」であろう記事を書く習性がありますから。ほとんど大部分の方々は、マスコミ報道を参考にして自分なりの判断をしなくてはならない訳です。ですので、現場を知っている医療関係者や本件の事情を知るその他の方々は、その事情を知らない方々をいたずらに非難するのではなくて、実態をきちんと説明して理解してもらうようにする、というようになさる方が生産的だと思います。
2008/8/28(木) 午後 7:41 [ Musigny ]
Musignyさん 代弁ありがとうございます。うれしいです。
2008/8/28(木) 午後 9:22 [ ある大学教員のたわごと ]
リスクの説明については、実はこれは裁判の争点にはなっていない。事前に漏れていた話からではある程度は勧めたが近くが良いからと断られたという話。また子宮温存を望んでいたともあった。
ただそもそも癒着胎盤は事前検査で確定できるものでもないから、あまり強くは勧めていなかったと思う。他のより設備が整っていた病院だったとしても最初から万全の体制でというのな症例とは扱われなかったでしょう。
で実際に開けてみないことには分からないという前提は検察も了解していたようで、争点になったのはどのタイミングで子宮摘出に踏み切ればよかったのか、また剥離の手法は適切だったのかという点。この点について検察の主張は一蹴されています。一旦取り掛かったなら剥離を最後まで強硬した上で止血処理をするしかないという手法が極一般的な手技であり、それを否定する事実を検察がまるで挙げられなかったからです。
2008/8/28(木) 午後 10:29 [ pop*sy* ]
でもし、ちょっとでも危険を感じ取れたなら、そのリスクを大げさに伝えてというやり方は、まぁ強いて言えば駅の構内の白線までお下がり下さい方式とでも言いましょうか。言うだけはとりあえず言っておくというのはここ数年非常に積極的に行われています。この辺の説明不足というかサルでも分かるように理解できるまで説明をひたすらに繰り返さなかったという点だけで裁判で負けた例が幾つも出てきているからです。アメリカだと書類を見せてサインさえさせていればそれで終わりですが、日本だとただの紙切れ扱いですから、その手間暇は膨大なものになっています。
さらにそもそもリスクを幾ら説明したところで、医療リソースはそもそも限界点を突破していますから、確証もなくリスクかもしれないという程度では万全の体制なんてとれません。
まぁ全てはお金がないの一言で終わるのですが、説明用のスタッフを別に用意するとか、大部分は無駄と分かっていようが過剰なスタッフ、機材を保険として整えておくとか、こういうのはお金があってからこそ出来ることです。まぁ医療にこれ以上のお金を使わないと政府が決めて、国民もそれを支持している以上、それは望めない話。
2008/8/28(木) 午後 10:38 [ pop*sy* ]
大野裁判で結果的に
・言いたいことがいえた
というよりは
・精神的に疲れた
・生活が経済的に苦しくなった
と言う感じでしょうか。離婚の裁判で調停があるように、
医療裁判も、もう少し軟着陸ができるよう制度を作って
欲しいものです。いろいろいわれて
調べると、テレビでの論調(患者寄り)とwebの論
調(医者より)が違うのも興味深いです。
>癒着胎盤は事前検査で確定できるものでもないから
これは大きなポイントだと思いますが、まったくテレビでは
強調されていませんでした。言い訳ですが。
>アメリカだと書類を見せてサインさえさせていればそれで終わりで>すが、日本だとただの紙切れ扱いですから、その手間暇は膨大なも>のになっています。
確かに、これも馬鹿らしい気はしますねえ。
2008/8/28(木) 午後 11:29 [ ある** ]
医者離れと関連付けて、この裁判が取り上げられていますが、学生と一緒にいる仕事柄感じるのは、今の学生はあえてそういう裁判等のリスク、過酷な労働をしてまで人の命を助ける仕事をやり遂げようと言う使命感よりは、ほどほどに収入があって、時間的に余裕のある生活が出来ればいいと言う安定感を望む人が多いというのもあるのではと思います。医者をふやそうとしても、医者になるにはお金がかかりすぎます。その辺も変えないといけないと思います。研究者、法曹、小中高教員、そして医者と定員を増やす政策をしていますが、うまくいっている印象はないですねえ。
2008/8/28(木) 午後 11:48 [ researcher_dr ]
takaさんのはこちらにうつしておきます。
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勝村氏とはこういった方です。
最初からバイアスかかってます。
毎日新聞がこの人にコメントを求めたのは最初から
医師憎しだからでしょう。
大淀事件、毎日新聞で調べてみてください。
http://homepage1.nifty.com/hkr/simin/
改ざんや隠蔽と闘う医師と医療被害者を偏見や誹謗中傷から守るために
日 時 : 2007年10月20日(土) 午後 13:15 〜 17:00
場 所 : エル大阪(大阪府立労働センター)6階大会議室
大阪市中央区北浜東3-14(06-6942-0001)天満橋駅下車西へ徒歩5分
司会進行:勝村久司(「医療情報の公開・開示を求める市民の会」「陣痛促進剤による被害を考える会」世話人)
2008/8/30(土) 午前 7:07 [ ある** ]
調べずに勝手な想像ですが、
勝村氏が医療関係者に憎悪を抱くのは、
1.医療ミスを経験したことがある(本人または近隣)
2.単なる妬み
3、売名行為
のどれかですね。
2008/8/30(土) 午前 7:10 [ ある** ]
このblogは今の医療業界の現状の参考になりました。
http://obgy.typepad.jp/blog/2007/05/post_4a75.html
皮膚科、眼科が人気なんですね。開業医にいったら、大
病院に紹介状かいていくことがありました。いったら、
ものすごく”軽く”扱われて、不愉快な思いしたことあ
りますが、医療関係者にしては「こんなんで、来るな」
と言う気持ちだったのでしょうか?救急のたらい回し
を思えば、まだ、いいほうかもしれません。
2008/8/31(日) 午後 2:23 [ researcher_dr ]