湘南から風になって

「医療の限界」と「医療ミス」の区別ぐらいはつけましょうよ…。

たとえミスがなくても、最良・最善の手術をしても、
合併症などで、運悪く助からない人はいるんです。

「死んだら医療ミス」って考え方の人が多すぎます。
テレビの医療ドラマの影響なんでしょうけど。

2008/8/23(土) 午前 8:17 [ pun*t_*go ]

現在、日本で亡くなってる人の約９割が、病院で生涯を終えてるんですが、その人達全員医療ミスですか？

freeanesthe: 大野病院無罪判決
http://anesthesia.cocolog-nifty.com/freeanesthe/2008/08/post_a2e7.html

赤塚不二夫氏は72歳で亡くなった。日本人男性の平均寿命は約79歳。なぜ誰も「医者が殺した」と騒がない？　人がひとり死んでいるのに誰も書類送検すらされていないのはどういうことか。夭折では本田美奈子，カンニングの中島忠幸，アンディ・フグ，夏目雅子，堀江しのぶ，松田勇作etc…。彼らの死に対しても誰かを有罪にするのか。

2008/8/23(土) 午前 8:17 [ pun*t_*go ]

帝王切開手術だけで死んだんじゃないんですよ。

癒着胎盤っていうとっても怖い病気で亡くなったんですよ。
もうすこし事実関係を確認してみましょうね。
マスコミのミスリードが原因なんでしょうけど、残念です。

2008/8/23(土) 午前 9:20 [ tsiram21 ]

>　多くの被害者が泣き寝入りしていたというのも事実なのです。

よく見る文字列だけど、あえて聞いてみよう。「『多く』の『被害者』の具体例は？」

> そのリスクプレミアムとして平均的な給与所得者より高い報酬を得ているわけです。

お前のような頭も体も使わない椰子らと同じ報酬では割に合わない。
それにリスクプレミアムとやらに拘るにしても不当なほど安い。

2008/8/23(土) 午前 9:47 [ ”カタマル”矯正人 ]

本件の最大の被害者は患者家族である。そして加害者は、本来病死である事案をあたかも事故死であるかのように歪曲し、患者家族を混乱させ、あまつさえ救命に全力を尽くした医師に筆舌に尽くし難い暴力を加えた、県、県警、マスコミである。本ブログ主も以前は被害者のひとりではあったが、残念ながら共犯と成り果てた。

2008/8/23(土) 午前 9:49 [ nk4**eng*x3 ]

訪問＆コメントありがとうございます。

罪に問われるのは考えたことを実行しなかった場合と、考えずに実行してしまった場合。

難症例であり
今回のケースについて言えば私は福島地裁を支持させてもらいます。

2008/8/23(土) 午前 10:25

言っては悪いですが、たかが地方の地裁に判決でしょう？
世論に左右されるでしょうね。裁判官の心象で滅茶苦茶な事を決めても良いんだもの。。。
起訴するからには、検察庁としては、ある程度の有罪の見込みがあったんだと思うのね。
おっしゃるように、人命に関わる仕事だからこそ、高給であり、責任をもって貰わないと困るし、リスクもあって当然です。
日本の裁判官が、日本を駄目にしてるって言われてますよね〜。困っている人を助けたいって、良い裁判官もいるけど、どうしても、エリートひいきでしょう。
残虐事件の犯人をたかだか数年で、法律の勉強をさせて社会に放つ日本の法制度はおかしいです。酒鬼薔薇みたい連中は反省なんかしないし、もともと人間の情操を持っていないからあんな事が出来る訳で、一生閉じ込めておいて欲しいです。

2008/8/23(土) 午後 11:02

私は病院勤務医です。おっしゃる通り、平均的な給与所得者より高い報酬を得ていますが、通常の医療行為の結果加藤医師と同じ立場になるのなら、リスクに見合う報酬ではないと思っています。近日中に退職するつもりですが、「リスクテイクができない人は、医師をやめるしかない」と,
私の考えを代弁していただきありがとございました。

2008/8/24(日) 午前 2:07 [ radqn2 ]

ブログ管理者のご意見は、米国のように、かなり高額な手術費用を請求できるシステムでしたら、共鳴するかも知れませんが、県立病院の勤務医の報酬で、労働基準法違反の連続勤務をして、まじめに手術したけど、結果、死亡だから、責任を取れ。
しかも、私１人では、難しい場合想定できるから、転院してくれと言っても、先生にお願いしたいと患者が、ご指名したとの報道です。
開腹してみないと判らないことって多いです。産科医１人勤務体制では、所詮、無理があります。

2008/8/24(日) 午後 8:44 [ ribonboo ]

遠いから転院は嫌だって、どういう意味？患者には悪いけど、患者の実の父親なら、遠くても、リスクの少ない方を選ぶのが、人情でしょう。開腹してみたら、たいしたことなかった普通の帝王切開で終わったと言うなら、それでも、良いのでは？
ブログ管理者は、個別の案件と、全体像を混合してみえるように思います。全体像としての医療の透明化は、大賛成です。私自身、現に母を医療事故で亡くしてますから。。ただ、個別ケースは、個別で判断されないと。。どうして、検察の求刑がたった１０万円なんですか？本来なら、億単位の罰金か、それに準ずる懲役が求刑されるべきでしょう。その辺の背景を、取材して、ここに正しい情報を流してくださるとありがたいですね。
僕なら、今の県立病院の勤務体制で、現状の報酬なら、退職しますね。現実、有能な日本人医師は、どんどん海外流出していて、海外から日本に来て、ボランティアで、同胞の手術をしている現実を考えてみてください。外科医の寿命は短いのです。油の乗り切った４０代から６０代でしたら、野球選手かサッカー選手くらい年俸をもらっても良いと思いませんか？命が助かるのですから。。

2008/8/24(日) 午後 8:45 [ ribonboo ]

ひとが死ぬ≠間違いがあった
病死≠医師の過失

間違いがなくても運の悪い人は死にます。

死者の鎮魂のための（≒遺族の心の平安に役立つように）、たまたまそこに関わった医療者を生贄にするというのは激しく間違ってると思います。

2008/8/25(月) 午前 9:34 [ grandmal ]

タカマルさん、僕自身は、「結果と処罰感情次第で過失はどうあれ医者は裁かれなければならない」というのは間違いだと思います。
医師一人を育てるのにどれだけの時間と労力がかかるかと考えると、医師を裁いて抹殺するというのは、国にとっての、大きな損害だと思います。

2008/8/25(月) 午前 10:08

亡くなった妊婦さんは本当にお気の毒だと思います。
でも、彼女は「被害者」ではありません。

K医師は加害者でも犯罪者でもありません。

2008/8/30(土) 午前 9:33 [ poc**arimi*oji ]

そもそも妊婦という立場は生存において常にリスクを負っているわけであるし、そのリスクプレミアムとして出産と引き換えに死亡することも多々あるわけです。

そういったリスクテイクができない人は、妊婦をやめるしかない。

2008/8/30(土) 午前 11:57 [ ukikkky ]