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半田屋のイメージは、「中高齢のスタッフさんがよく働いている」「素朴な味の家庭料理を提供しているお店」だなって感じました。そして今、半田屋にはまだ将来性があるって確信しているんですよね。なぜかというと少子高齢化の中、孤独な高齢者の方々が増えて、その方々の食事は、スーパーなどの市販されているお弁当。でもお弁当だと量も多いし、値段が高い。結果出来合いの惣菜で済ますが栄養バランスが悪くなる。それが様々な病気を引き起こすなど悪循環だと思うんです。 でも半田屋のような定食屋がコンビニのように身近にあれば、栄養バランスがとれて低料金で美味しいものが食べられる。「家の食卓」のような半田屋は、これから必要になってくると思いますよ。現に、私の店舗でも近くにお住まいの中高齢者の方々が歩いてよくご来店されていますからね。 半田屋は、他の飲食店とは違って皆さんが知っているおかずを「定番商品」として提供しているので、幅広い方々にも対応できる商品構成になっています。食材の組み合わせによっていろんな料理を提供できるので、他のチェーン店よりは、お客様にご迷惑をかけずに要望に対応できることがすばらしいし、半田屋という飲食店の強みだと思います。 その結果、オープンしてからは、常連客が増えその方々の来店頻度が多くなり、ファミリー層などの客層も多くなってきています。 少子高齢化の今、高齢者を雇用していく時代になっていく時代に、半田屋の経営が合っていることが加盟する大きなポイントになりました。 半田屋の「定食屋」「温かさ」「家庭的」というイメージに合う「中高年層の雇用」は、若年層雇用よりも定着率が良く長期雇用が安定してできます。私が経営してからは、健康上の都合以外は、一人も辞めていないですよ。また若年層と違って常識があり、お客様への対応、知識・教養・経験があるので「安心」「安全」の経営ができる部分も決め手でしたね。自店で働いているスタッフの平均年齢が大体55歳なので、あまり無理なことはさせられず、いつも私が重い荷物を運ぶ係になっていますけど(笑) 飲食店は初めての経営でしたが、運営方法や役割分担などが明確になっている半田屋本部のシステムマニュアルがしっかりしていて、それに対しての不安はなかったです。本部のバックアップサポートもしっかりと対応していただきました。 技術面などもレシピがしっかりしていて安心でした。だから私、未だに包丁を持ったことなく、りんごも剥いたことがないんですよね。実際の調理は、レシピをしっかり熟知したスタッフ皆さんに任せています。半田屋の親切丁寧に分かりやすいマニュアル+主婦層を雇用することによって、安定した味を提供できます。 半田屋の各場所には重要なポジションがあって、責任の重さ・やりがいがあります。その責任感が無断欠勤なども無くし、急な休みの場合は他のスタッフでカバーしてくれるので「安心」して運営できますね。各担当をこなし、スタッフも個々に成長していく姿を見ていると感動し、半田屋の仕組みはすごいと思います。 だから経営者としての仕事は、各スタッフに指示を与えてスタッフをサポートし、スタッフに見えていない所を改善することだけです。それが経営者とスタッフがカチッと組み合った瞬間、半田屋の良さが十二分に発揮できて成功できるのです。 クレームもお客様からダイレクトに聞こえ、それに対してスピーディーに対応できます。その場で改善すればまたお客様からの答えがでる。その繰り返しがお店のブラッシュアップになり、やりがいになっていきます。あとは、私の思惑通りにお客様がおかずを取ってくれることや想定の金額でお支払いしている姿を見ていると嬉しいし、半田屋をやっていて面白い瞬間ですね。 今後の目標は、半田屋本部と共に共存共栄し、成長していきたいと思います。お店の目標は、スタッフ個々のレベルアップとオペレーションレベルの向上です。 半田屋は、客商売なので「現場を第一に考える人・会社」に加盟して欲しいなって思います。例えばスタッフを家族のように思い・接していきながら働き、「現場」を大事にする人、その雰囲気やお店の環境づくりができる方にはぜひやってもらいたいですね。また、半田屋に力を注いだら注いだ分だけ利益は必ず出るので、今後の安定した人材確保や安定した利益を考える人におすすめです。 働くスタッフを立てて、経営者は裏方の仕事をして影で支える。そういうことができれば、半田屋は楽しい職場です。 |