2008年8月30日 19時13分更新
火事のときの煙の様子を体験することなどを通して、子どもたちが防災について学ぶ催しが、30日赤磐市で開かれました。
これは、子どもたちに、災害に備える意識を持ってもらおうと、岡山県赤磐市の高月地区の住民が防災週間に合わせて開いたもので地域の子どもおよそ50人が集まりました。
会場の公民館には、吸い込んでも体に影響のない煙を使って、火事のときの煙の様子を体験できる部屋や、クイズに答えながら、防災についての知識を学ぶコーナーが設けられ、子どもたちは火事や地震が起きたときにどのように行動すればよいかを学んでいました。
また、会場には、地震などで被災したとき、身近なものを使って生活できるようにするための知恵を教えるコーナーも設けられ、子どもたちは新聞紙を使ってコップやスリッパを作る方法を学んでいました。
参加した中学3年生の女の子は「火事のときはかがんで煙を避けることや、地震が起きたら急に外に飛び出してはいけないということを学びました。」と話していました。