食への関心が全国的に高まるなか、県内の農業について考えるシンポジウムが、宮崎市で開かれました。シンポジウムでは、東国原知事が、「宮崎の農業を全国、世界に発信したい」と題して講演。この中で東国原知事は、県内の農業産出額が、平成19年に全国5位になったたことを挙げ、これからも、さらに、農業を充実させたいと話しました。(東国原知事)「食の自給率の問題が取り沙汰されている。40%を割ったとか・・・。そんなときにこの農業供給県、農業基地・宮崎の存在価値が高まってくると思っている」この後のパネルディスカッションでは、「これからの農業は、時間当たりの生産性を向上させることが大事」などといった意見が、活発に出されていました。主催者は、このようなシンポジウムを通して、「今後も、県内の農業を、世界の視野で考え、行動していきたい」としています。
暴力団山口組系、旧五菱会のヤミ金融事件で、被害者を対象とした、被害回復給付金の申請手続きが始まったことを受け、30日から、県内でも、県弁護士会に、相談窓口が開設されました。この事件は、暴力団山口組系の旧五菱会のヤミ金融組織が、法外な高金利で金銭を貸し付けていたもので、被害者の数は、全国で3万人以上といわれています。東京地検は、被害回復給付金支給法に基づいて、7月25日から、犯罪収益の一部およそ29億円を、被害者に支給する手続きを開始しました。このため、県弁護士会では、県内でも、被害者が、数多く存在すると考えられるため、相談窓口を開設、給付対象の心当たりがある人は、相談して欲しいとしています。被害回復給付金の手続き申請期間は、平成21年1月26日までで、県内の相談窓口は、県弁護士会、電話、0985―22―2466となっています。
防災や防犯に対する意識を高めてもらおうと、宮崎市で、「みやざき防災防犯フェア」が始まりました。これは、9月1日と9日の、「防災の日」と「救急の日」に合わせて、毎年開かれているものです。会場となっている、宮崎市のイオンモール宮崎では、実際に使われている消防服や、非常時の持ち出し用品など、様々な種類の防災グッズのほか、防犯グッズも展示されています。また、会場には、災害の恐ろしさを忘れないようにと、阪神淡路大震災の時の被害の様子を写したパネルも展示されていて、訪れた人たちは、改めて、災害や犯罪に備えることの大切さを感じていました。みやざき防災防犯フェアは、宮崎市のイオンモール宮崎で、31日まで開かれていて、はしご車の搭乗体験なども予定されています。
平成20年年6月に誕生した、日向市と門川町の小学生9人でつくる、全国でも珍しい子どもだけの落語一門、「ひむかこども落語会」が、30日、デビューを果たしました。日向市で行われた女流講談師のイベントの前座でデビューした子どもたちは、出演者や裏方として、訪れた大勢の観客を楽しませました。(子どもたちの落語の様子)【ひむか亭小夏・女の子】「で、何しに行くんでしたっけ?」「それも忘れたのかい?手紙を届けるんだ」「あ、そうでしたね。どこに届けるんでしたっけ?」「いい加減にしなさい」日向市では、平成21年に、子どもたちによる落語の全国大会も計画されていて、ひむかこども落語会のメンバーは、「多くの人に落語を楽しんでもらいたい」と話していました。
宮崎市で開かれている、鉄道をテーマに昭和をふりかえる展示会、「昭和と鉄道展」に、九州管内を走る鉄道の模型が登場し、子どもたちの人気を集めています。宮崎市の県総合博物館で開かれている「昭和と鉄道展」。この中でも人気を集めている昭和の宮崎の町並みをイメージしたジオラマに、30日から、九州管内を走っている鉄道の模型が登場しました。また、鉄道模型の操作体験もでき、子どもたちの人気を集めています。(子どもたちは)「小学校最後の夏休みだったので楽しかった」「運転士になった感じがしました」「昭和と鉄道展」は、9月7日まで開かれていて、九州管内を走る鉄道模型の展示と操作体験は、31日まで行われます。
福岡県で開かれている男子プロゴルフ、バナH杯KBCオーガスタの3日目、延岡市出身の甲斐慎太郎選手は、トータル7アンダーで単独トップに、あすの最終日、プロ初優勝の期待がかかります。
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