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列島、局地的大雨続く 気象庁が警戒呼び掛け
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日本列島は30日も前線や寒気の影響で大気の状態が不安定で、東北から近畿にかけての広い範囲で局地的な大雨となった。気象庁は31日朝にかけても1時間に30〜50ミリ、所により80ミリを超す猛烈な雨や落雷、突風の恐れがあるとして、警戒を呼び掛けた。
岩手県では大雨の影響で道路に堆積(たいせき)した泥で車がスリップ、歩道の73歳女性がはねられ死亡、千葉県では浸水した車から脱出しようとした男性が軽傷を負った。
29日に時間雨量146.5ミリの記録的豪雨に見舞われた愛知県岡崎市でも、1時間に20ミリを超す雨が断続的に観測された。
気象庁によると、近畿から北日本に前線が停滞、日本の南海上に動きの遅い低気圧があり、東海に記録的豪雨をもたらした際とよく似た気圧配置が継続。さらに日本の上空6000メートル付近に氷点下9度前後の寒気が流れ込んでいる。