5 救急車を呼んだほうが良いのかな?
救急出場は、救急要請場所から最も近い出場可能な救急車が出場しますが、救急出場が増えると、すぐ近くの救急車が不在となって、遠方から救急車が来ることになります。救急車の到着が遅れると、生死にかかわる傷病者の「救える命」が救えなくなる可能性があります。救急車は、真に緊急性のあるときに利用するものです。また、救急車は皆さんの共有の財産であり、適正に利用していただくことが大切です。
ア 東京の新しい救急サービス誕生「救急相談センター」
「救急車を呼んだほうが良いのかな?」、「病院へ行ったほうが良いのかな?」、「診療可能な病院を教えて欲しい」などの声にお応えするため、東京消防庁は平成19年6月1日に「東京消防庁救急相談センター」を開設しました。
東京消防庁救急相談センターでは、それらの声に救急隊経験者等や医師の助言を受けた看護師が、24時間年中無休でお応えします。皆様のご利用お待ちしております(平日の夜間や土日祭日は、問い合わせが集中し、電話がつながりにくい場合があります。)。 |
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その他の救急病院案内について
救急病院案内については、前記の救急相談センターのほかに、最寄りの消防署や消防分署、消防出張所にお尋ねください。また、東京消防庁ホームページでもご案内しています。
東京都医療機関案内サービス(愛称:ひまわり)でも同様のサービスを行っています。東京都では夜間や休日の医療体制を整えています。さらに、区市町村によっては、診療科目が限られてはいますが、独自に夜間・休日診療体制を実施している地区もあります。区報、市報等でお知らせされていますので、あらかじめ、休日診療病院等の所在地・道順・電話番号などを確認しておきましょう。
医療機関案内窓口
イ 患者等搬送事業者(民間救急)の搬送サービスの利用について
病院から他の病院への転院搬送や入院、退院、通院などの際に寝台や車椅子で移動が必要なときは、東京民間救急コールセンターにお問い合わせください。
東京民間救急コールセンターでは、最寄りの民間患者搬送サービス(民間救急車・サポートCab)を24時間無料で案内しています。搬送費用は有料となります。
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