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1 平成19年中の救急活動 救急業務は、公共性の高い緊急業務であることから、都民の皆さんに公平かつ適正に利用していただくことが大切です。 表1 平成19年中の救急活動概要
1日平均1,895件、46秒に1回の割合で救急車が出場していることになります。 2 応急手当について年齢区分における心肺蘇生の内容を表2に示します。詳しい内容につきましては、東京消防庁ホームページ応急手当の手順をご覧ください。 表2 年齢区分における心肺蘇生
また、前回の講習修了後、2年から3年が経過されている方、また、救命講習を受けたことのない方は、これを機会に救命講習を受講し、尊い命を救うため、新たな応急手当の方法を身につけましょう(表3参照)。 表3 主な講習会の種別
3 バイスタンダー(その場に居合わせた人)の奏功事例について実際にバイスタンダーが、応急手当を行い、尊い命を救った事例を紹介します。
このように緊急の事態に遭遇した場合、適切な応急手当が実施できるように、日ごろから応急手当に関する知識と技術を身につけておくことが大切です。 4 救急救命士による薬剤投与 平成18年4月から救急救命士による薬剤(アドレナリン)投与が始まりました。この薬剤は強心剤で、心肺停止傷病者への第1選択薬として使用されています。救命上必要な場合、救急救命士は救急現場や救急車内において、意識がなく心臓機能が停止している傷病者に対し、医師の指示に基づきながら薬剤を投与します。
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