毎月、季節やそのときどきで問題になる防災にまつわる事柄をテーマにしてお届けします。
東京消防庁  広報テーマ(9月号)
テーマ1 9月9日は救急の日です
テーマ2 日常生活における事故を防止しよう
―データと事例で見る『日常生活に潜む事故』―

テーマ2

日常生活における事故を防止しよう ―データと事例で見る『日常生活に潜む事故』―

キュータ

 日常生活の中では、エスカレーターでの転倒や鉄道車両のドアの挟まれなど、さまざまな事故が発生しています。平成19年中に東京消防庁管内で発生した日常生活に係る救急事故人数は109,752人に達しています。これは1日平均約300人の方がこうした事故に遭っていることになります。
 5歳区分による年齢層別では、0歳から4歳まで及び70歳から89歳までの年齢層で事故にあった人が特に多くなっています(図参照)。

図 年齢区分別の事故人数

図 年齢区分別の事故人数

 駅舎など公共性の高い場所において発生した事故に関連する主な器物は、次の表のとおりです。

表 平成19年中の日常生活で利用する関連器物の年齢層別事故人数

  10歳
未満
10歳代 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳代 70歳代 80歳
以上
合計
エスカレーター 84 16 55 71 87 153 220 299 253 1,238
遊具 762 180 18 17 21 5 9 7 0 1,019
鉄道車両のドア 66 11 46 27 14 12 11 4 9 200
エレベーター 56 3 4 11 11 15 11 16 26 153
自動ドア 18 1 10 10 6 5 6 8 5 69

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