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柳楽優弥、自殺未遂騒動のナゼ…薬大量服用で一時重症

8月30日17時0分配信 夕刊フジ


柳楽優弥、自殺未遂騒動のナゼ…薬大量服用で一時重症

好演が光った昨年の「包帯クラブ」のPRでは笑顔を見せていたが…

 東京都品川区の自宅マンションで大量の薬を飲んで29日未明、病院に運ばれた俳優の柳楽(やぎら)優弥(18)。今年に入って仕事をほとんどしておらず、ブログで体調不良を明かすなど、精神的に不安定だったことから、自殺未遂の可能性もある。映画「誰も知らない」で、カンヌ国際映画祭の男優賞を史上最年少の14歳で受賞した“天才少年”は、カンヌの重圧に押し潰されたのか。

 関係者によると、柳楽は29日午前2時半ごろ家族と同居しているマンションの一室で、大量の薬を一気に服用。倒れているところを発見され、近くの病院に救急搬送された。急性薬物中毒で一時は重症だったが、命に別条はなく、現在は入院していないという。

 柳楽は今月16日、自身のブログで「ここ1年間で俺、体調崩しちゃってました。露出が前より減ったのも、その影響があるんだ」と今年に入ってほとんど仕事をしていない理由を告白。「ちょっと一瞬ヘタレになったけど今の俺は軽く最強だから宜しく!」と前向きな書き込みもあった。

 昨年9月公開の「包帯クラブ」で柳楽を取材した映画ライターの安保有希子氏は「俳優としても個人としても、ものすごくストイックなタイプだと感じた」と明かす。「包帯クラブ」では明るく振舞いながらも、心に深い傷を負った青年役を演じた。役作りのため、ギター片手に路上に出て単独ライブを何度も決行、度胸を鍛えていた。

 「ナイーブな男性のイメージから脱皮していた。本人もそれを望んでいる、と語っていた」と安保氏。だが、内容の高い評価に反して興行的には失敗した。

 デビュー作の「誰も知らない」で2004年に突然、カンヌ受賞したときの様子を映画ライターの小張アキ子氏が語る。「審査員の1人、フランスの女優エマニュエル・ベアールが、柳楽の鋭く純な瞳に魅せられ、最優秀男優賞に強く推した」

 オーディションで是枝裕和監督が柳楽を主役に抜擢した理由も“目力”。あえて演技を知らない子らにカメラを意識しない中で、セリフを伝えた。

 だが、結果として「演技をしていなかった作品でカンヌの賞を取ったことが重荷になっていたのだろう」と指摘するのは映画評論家、おかむら良氏。

 「彼が本当に演技を求められたのは3作目の『シュガー&スパイス 風味絶佳』の現場。『常に意識を持って演じようと初めて努力した』と話していた」

 カンヌ以後、もたらされる役はすべて主役。みっちり演技を鍛える時間は与えられなかった。

 「脇役で経験を重ねつつ演技を学ぶ余裕が与えられなかったのが残念。でもまだ18歳。演技力の素養は高いので力を磨いてもどってきてほしい」(おかむら氏)と柳楽の今後に期待する映画人は多い。

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最終更新:8月30日17時11分

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