さすが逃将・星野仙一ですね！

「敗軍の将、兵を語らず」と言いつつ、ペラペラペラペラ他人へ責任転嫁し続けているあの男が、相変わらず元気です。曰く、ストライクゾーンがおかしい（主審が悪い）。曰く、選手が力を出し切れなかった（選手が悪い）。曰く、あいつを信じたんだ（岩瀬が悪い）。曰く、不思議だなぁ（ワシのせいでないことだけは確か）。とにかく、自分の采配がまずかったとか自分の選手選考がまずかったとは一言も言わないあの御仁。金メダルを獲れなかった結果に対しては「申し訳無い」と繰り返すものの、それは「ワシのせいではない」というスタンスは、日本人の美意識とははなはだ乖離しています。

その点については、日本シリーズを勝ったこともない人間に代表の指揮を任せてしまった、そしてそれを「まぁ選手が何とかするだろう」と甘く考えていた我々にも負い目はあります。しかし、WBC監督就任という噂が流れる今、もう一度あのヒドイ代表を見せられてはたまりません。世間の反応は「NO」であることをキッチリ示しておかなくては。逃将は勝負の世界に生きる男ですから、「結果がすべて」ということはおわかりのはず。「結果」に対する批判は、「言い訳」ではなく「別の結果」で払拭するしかありません。要するに、代表監督をやりたいなら、まずは日本シリーズくらい勝ってから出直していらっしゃい…ということです。

しかし、そんな逆風の中でも逃将は元気。29日もNHKの「スポーツ大陸」に出演し、ワシ以外の戦犯がたくさんいることを厳しく指摘。いつもと同じ言い訳を繰り返しながら、最後は「WBCではリベンジするぞ」とばかりに鼻息を荒くする始末。WBCになれば「より優秀だとワシが認める」メジャーの選手たちを招集できるわけですから、今度は勝てるとでも思っているのでしょう。しかし、これだけ国内の選手をコケにして責任を擦りつけ、新井・川崎を破壊しているのです。メジャーの人間だけで1チーム組むなんて不可能なのですから、国内の反発を押し切ってWBC監督などつとまるはずがありません。こんなテレビに出たり、ブログを更新したり、喫茶店でお茶を飲んだりする暇があったら、各球団に挨拶回りをし頭でも下げる方が、WBC監督への近道のはず。まぁ、その筋の人は「自分が悪いときは絶対謝らず、相手が悪いときはトコトンむしりとる」のが常ですから、行かないでしょうが。

それでは、敗軍の将が兵を貶めるという、あまりにも見苦しい逃将・星野仙一の言い訳回顧録を、早速チェックしていきましょう。

◆誰だよ、これを「上司にしたい男」とかに選んでたヤツｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

29日の「スポーツ大陸」は、「とどかなかったメダル〜星野監督が語る北京の戦い〜」と題して、監督自らが戦犯をあげつらうというナイスな企画。どれだけ「ワシがかわいそう」だったかをアピールできるかで、WBC監督になれるかどうかが決まるのですから逃将も必死です。

←日本代表・星野仙一監督が重い口を開くそうです！

嘘つけｗｗｗｗｗ全然重くねぇよｗｗｗ

帰ってきてから毎日ペラペラじゃねぇかｗｗｗｗ

まず番組は、選手選考の前…メンバー構成に悩むワシの姿からスタート。ワシは「メンバーを固めると怪我人が出るんや」と、苦渋の表情を見せます。

←で、結局怪我人を選んだのかよｗｗｗバカかｗｗｗ

さらにピッチャーの選考に至っては、大野コーチも交えて大難航。まずワシは「準決勝と決勝は考えなくていい」と、もっとも大事な2戦については思考停止してから検討開始。ライバル国の戦力図も、各国と相性のいい投手も、この時点では何も見えていないということが浮き彫りに。

←さらにワシは「キューバ戦は一番調子のいいヤツだろう…これはもうダルだろうね」と早くも先発指名！

調子見る気ねぇじゃんｗｗｗｗｗｗ

←抑えについては「上原だなぁ。上原が良ければ7、8、9だ！」と、JFKのパクリみたいなシステムで脳内固定！

ここで「藤川→岩瀬→上原」の流れが既定路線となり、型に合わせて選手の調子をあげさせることに。

←選考についてのワシの総括：「24人しかいない。怪我人は出たけどこのメンバーでやるしかない」

怪我人を積極的に選んで入れてたろうがｗｗｗ

スタメンに怪我人が4人いた試合あったぞｗｗｗ

さて、情報収集についてもワシは抜かりがありません。阪神で20年スコアラーをつとめ、野村監督のもとでも働いた三宅博さんを起用。対戦国すべてについて、綿密なデータと、攻略法を練り上げていたのです。

←三宅さん：「日の丸を背負うという今までにない充実感を感じている。野球界に恩返しをしたい」

スコアラーは誇りを胸にやる気まんまん。ときに1日3試合を立ちっ放しで分析し、その膨大なデータをワシのもとに届けたのですが…

←データを受け取ったワシ：「ふーん…」

何か眺めてるだけって感じの顔ｗｗｗｗｗ

つ脳みその本当の使い方（ビギナーズ編）

楽天の野村監督は、五輪後に「データを生かしきれていない」と語ったそうですが、ここから番組では「選手がデータを生かせなかった場面」をあげつらい、いかに選手が愚かであるかを強調し始めます。こちらの打者は「高めは要注意」とデータでは指摘されていますが…

←ダルビッシュが高めの球を打たれた！

って、これだけ見るとバッテリーのアホさが強調されますが、「高めは要注意」は万国共通の鉄則。全球低めに投げられたら苦労なんかしません。

さらに、ピッチャーが成瀬に代わった後、データでは「高めが得意」と指摘されていた打者に対して、里崎が高めのボールを要求する場面を番組では採り上げます。つまり、いかに選手がデータを無視していたか、いかに選手がアホだったか、いかにワシは悪くないかを、この場面は示しているのです。

←ここで成瀬はタイムリーを許す！

って、「高めが得意」は大体皆そうだろｗｗｗｗ逆に成瀬だって「高めの球で三振取るのが得意」だぞｗｗｗ

糞リード扱いされて里崎カワイソスｗｗｗｗｗ

←情報収集についてのワシの総括：「データを生かせなかった。スコアラーの努力を無にしたなぁ」

データを生かすのが、ベンチワークなのだが…。

生・か・そ・う・ぜ！

さらに槍玉にあがることの多い、投手交代の下手糞さについても番組は採り上げます。予選リーグ韓国戦は、当初1〜6回を和田、7回以降を藤川、岩瀬、上原とつなぐ予定だったとか。

←和田は安心して6回に全力を出し切れますね！

←ワシの考え：「和田はええのぉ。よし7回まで引っ張ろう。そしたら延長タイブレークになっても、藤川を後ろに回せばええ。完璧や！」

って、この時点で2-0で勝ってるのに、延長11回の心配をしてたのかよｗｗｗｗ負ける気まんまんだなｗｗｗｗ

←で、6回までと思い込んで全力を振り絞った和田は、7回先頭打者に四球！

ワシ：「頼む！土曜日まで働いてくれ」
ワダ：「わかりました！全力でいきます！」
ワシ：「元気ええやないか。日曜もお前に任す！」
ワダ：「ええっ！？」

←和田続投についてのワシの総括：「四球のところで代えればよかった。和田のボールが良かったので抑えてくれると期待してしまった」

まぁその後和田は打たれ、後続も打たれ、日本は敗れるわけですが。

←要するに、期待させたくせに打たれた和田が悪い！和田が追いつかれたから、延長戦が心配で岩瀬を2イニング引っ張ってしまい、逆転された！ワシは悪くない！ということです！

こりゃ上司にしたくない男NO.1だなｗｗｗｗ

とはいえ、それでもアマチュア混ざりの予選リーグですから、こんな星野JAPANでも準決勝へと駒を進めることができました。ここまでのマズイ試合を反省し、流れを変えるチャンスでしたが、ここでワシが考えていたのは采配ではなく、「選手がいつ奮起するのか」ということ。

←準決勝に向けたワシの考え：「みんな力を出し切っていない！いつ爆発するんだろう…。きっと決勝ラウンドになったら調子を出してくれるだろう！」

調子のいいヤツを選ぶという発想は無いんだなｗｗｗてゆうか、さりげなく力を出さない選手を責めてるしｗ

そして準決勝。今大会でもっとも大きな采配ミスと見られている、岩瀬投入の場面がやってきます。

←岩瀬投入についてのワシの考え：「岩瀬は2イニング目に打たれてる。1イニングは必ず抑えてる。1イニングならいけるだろう」

ということで、ワシが育てた選手に期待したわけですが…

岩瀬は先頭にヒットを許す苦しい立ち上がり。和田続投で得た「先頭を出したときに代えときゃよかった」という教訓を忘れ去ったワシは、マウンドに直行。「自信を持って1球1球投げろ」とデータも糞も無いアドバイスを岩瀬に贈ります。

←で、そんなアドバイスが効くはずもなく、岩瀬被弾！

なるほど、こりゃヒドイｗｗｗｗ

つ人の使い方が上手い人下手な人

←金メダルを逃したキャプテン宮本の総括：「責任を感じています。しかし、まだもう1試合あるんで（頑張ります）」

涙ながらにこの敗戦を振り返るキャプテンを尻目に、ワシが考えていたこととは…

←金メダルを逃したワシの総括：「嘘だろぉ〜！そんなバカなことあるかなぁ！違うよこれは！いたずらだろぉ！」

4つの総括が全部現実逃避じゃねぇかよｗｗｗｗ
しかも、誰の「いたずら」かって言えば、お前だろ！

で、当然のごとく3位決定戦にも敗北。

つプロ野球　勝てる監督負けるボス

←銅メダルすら逃したスコアラー三宅さんの総括：「もっともっと研究するところがあった。いい結果が出なかったのは僕の責任。悔いが残った。やっぱり勝ちたかった…それだけです」

野村JAPANでリベンジを期待してます…。

←銅メダルすら逃したワシの総括：「僕は日本の野球は弱いと思ってない。その10日間に体調、技術、すべてをトップに近い状態に持っていってやれなかった。それが僕の反省。それはそれで反省し、次のチャレンジ！」
要するにWBCもヨロシク…ということですね！

←ちなみにこの日のワシのブログによると、「星野はこれまで通り、何にも変わっていませんよ」とのことです！

じゃ、ダメじゃんｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

無反省のまま失敗を繰り返すことを「喉元過ぎれば熱さ忘れる」と言います！