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道−サハリン横断橋計画 州知事は積極姿勢(08/30 07:57)【ユジノサハリンスク29日津野慶】ロシア・サハリン州のアレクサンドル・ホロシャビン知事が、大陸−サハリン−北海道を線路で結ぶ構想の実現へ、積極攻勢を仕掛けている。先の北海道公式訪問の際、経済交流の促進で合意したのをてこに、二十九日には同州を訪れたロシア下院副議長にも支援を求めた。 州政府によると、知事は道内滞在中、サハリン−大陸、サハリン−北海道を結ぶトンネルか橋の建設構想に北海道の協力を求め、好感触を得た。地元紙「ユジノサハリンスクの今日」は「橋を架ける時期が来た」という二ページ特集を掲載した。 知事は二十九日、ユジノサハリンスクを訪問したビャチェスラフ・ボロディン・ロシア下院副議長(政権与党・統一ロシア幹事長)との会談で、サハリン−大陸間の鉄路建設について「州の最重要課題の一つ」として、支援を求め「できる限りやる」との回答を得た。 同日記者会見した知事は「このテーマで日本側と一緒に会議を開きたい」と述べ、構想全体の早期実現に期待感を表明した。 構想は、二十六日にユジノサハリンスクで開かれた大統領府の公聴会でも取り上げられ、九月には民間団体などが、計画推進を求める自動車キャラバンをロシア極東に派遣するという。 |
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