インディアナ州マンシー――マンシーの裁判所は28日、7歳の娘にナイフを持たせ、ペットのネコを刺して殺すのを強いていた39歳の父親に禁固1年半の判決を言い渡した。動物虐待、子供教育の放棄などの罪に問われた。
被告は罪を認め、判決公判でも謝罪を表明した。被告は当時、酔っ払い、自分のしたことを覚えていないと主張していた。
裁判官は、被告に精神科医への相談、育児や虐待治療の講習への参加も命じた。また、今後のペットの飼育も禁じた。
今年3月の事件で、被告は動機について、娘と11歳の息子に「殺害」を勉強させたかったとしている。娘には刺すよう命じていた。
息子は最初、生後8カ月のネコを父親から隠していたが、被告が見つけ出し、子供の前で絞殺したという。