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ジュリアナ、9月一夜限り復活 40代ママお立ち台へ(1/2ページ)

2008年8月30日14時3分

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写真大勢の客でにぎわう90年代前半のジュリアナ東京=東京都港区、エイベックス提供

 バブル景気の余韻が残る90年代前半に一世を風靡(ふうび)したディスコ「ジュリアナ東京」が9月6日、東京都内で一夜限り復活する。体の線を強調したボディコン姿の女性が扇子を振って踊る姿は、社会現象にまでなった。閉店から14年。ママとなった女性たちがお立ち台に上がる。

 ジュリアナ東京で流れていた曲を収めた音楽CDを当時から発売する音楽会社のエイベックスが企画した。同社の創立20周年を記念し、東京都江東区のイベントホール「DIFFER有明」で開く。

 広さ約420平方メートルのホールに100人ほどが踊れる高さ1.2メートルのお立ち台を設置。1千人以上の客を見込み、ボディコンの無料貸し出しや「ジュリ扇」と呼ばれる羽根の付いた扇子も3千円で販売する。

 同社は「ジュリアナを知らない若い世代に体験してもらい、ダンスシーンの起爆剤になって欲しい」。

 東京都大田区の女性(41)はインターネットで知り合った同世代の女性2人と参加する。20代の頃は毎週末、OL仲間らと通った。今は長男(8)と長女(3)がいる。当日は実家に子どもを預け、新調した紫色のボディコンを着るつもりだ。「夫には内緒。将来に何の不安も感じさせなかった当時の雰囲気をもう一度味わいたい」と話す。

 ジュリ扇を振るダンスの元祖と言われるタレントの荒木久美子さんも参加する。「年取ってくたびれたとか、テンション低い大人になったという風にだけは思われたくない」という。

 参加には入場券が必要。8月に発売されたCD「クラブ・レジェンド20thプレゼンツ ジュリアナTOKYO〜ザ・ベスト20〜」に無料入場券が同封されているほか、当日券(男性4千円、女性2千円)もある。

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