イラクの油田開発権を取得、米政府は反発か―中国
2008年8月28日、米ラジオ局・ボイスオブアメリカのWEBサイトは中国がイラク政府と油田開発契約を取り交わしたと伝えた。契約費用は30億ドル(約3280億円)となる。

1997年に中国とイラクは油田開発契約を取り交わしていたが、国連の制裁及びイラク戦争により開発は中断されていた。今回の契約は97年の契約を新たに更新したもので、採掘量は以前計画されていた1日当たり9万バレルから11万バレルに上方修正された。契約期間は20年間。3年後からの生産開始の予定。

米政府は今回の契約締結に不満を漏らしていると伝えられる。一方、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は28日の記者会見で、「契約は市場原則に則ったもので第三者に損害を与えるものではない」とコメント、米政府との関係に問題はないとの見方を示した。(翻訳・編集/KT)
2008-08-29 17:25:45 配信

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