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ロンドン市長、五輪閉会式での「無礼」を釈明

  • 2008年08月30日 09:14 発信地:ロンドン/英国
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北京五輪の閉会式に出席した(左から)ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)ロンドン市長、国際オリンピック委員会(International Olympic Committee、IOC)のジャック・ロゲ(Jacques Rogge)会長、郭金龍(Guo Jinlong)北京市長(2008年8月24日撮影)。(c)AFP/DDP/MICHAEL KAPPELER

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【8月30日 AFP】ロンドン(London)のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)市長は28日、先日行われた北京五輪の閉会式にスーツのボタンを留めずに出席し、批判を受けていることに関して、英スペクテーター(Spectator)誌で釈明した。

 2012年の五輪はロンドンで開催される。閉会式に出席したジョンソン市長は、北京(Beijing)の郭金龍(Guo Jinlong)市長から五輪旗を受け取った。

 その直前、大会関係者からスーツのボタンを留めるよう注意されたという。「私をじっと見つめ、自分の腹部を指さす男がいるのに気付いた。するともう1人私の腹部を指さす男がいた。私は太っているのか?五輪には不適切な人物なのか?そう考えていると、その男が『ボタンを留めろ』と言ってきた」

 ジョンソン市長は、そのとき周りにいた郭市長を含めたすべての人たちがボタンを留めていたことに気付き、「本能的にボタンに手をやったが、『ちくしょう』と思った」と語っている。

 五輪開催に際して中国を批判した人権活動家たちの言葉を引き合いに、ジョンソン市長は「開放性、透明性、個人の自由という方針」に従いたかっただけだと続けた。「無礼だとしてわたしを非難している中国人のブロガーがいるというのは悲しい。そんなつもりはまったくなかったからだ。人には自分の姿勢を示さねばならないときがある」 

 元保守党下院議員だったジョンソン氏は、5月にロンドン市長に当選。失態は珍しいことではなく、過去にはリバプール(Liverpool)やパプアニューギニアに対するコメントが物議を醸し謝罪したこともある。(c)AFP

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