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総合経済対策:「赤字国債の発行やむなし」笹川総務会長

 自民党の笹川尭総務会長は30日午前のテレビ番組で、政府・与党が29日決定した総合経済対策に関し「私自身は、債権(赤字国債)を出してもしょうがないな、と思っていた」と述べた。赤字国債を発行してでも大規模な対策が必要だとの認識を示した。

 福田康夫首相は29日、年度内に実施する方針が盛り込まれた定額減税について「赤字国債を出さないことが大前提だ」としている。しかし笹川氏は「党と内閣は別だ」と述べ、赤字国債発行も「緊急だから、党としてはやむを得ない(と考えている)」と語った。番組終了後、笹川氏は記者団に「今年度の法人税も減収で、政府も苦しい。埋蔵金と言われているものも法律を作らないと、すぐ明日徴発というわけにはいかない」として、緊急経済対策で赤字国債発行も辞さない構えを示した。【山田夢留】

毎日新聞 2008年8月30日 10時25分(最終更新 8月30日 10時40分)

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