岡山放送局

2008年8月29日 23時6分更新

人命救助の3人に感謝状

赤磐市の男女3人が、夏休みで訪れた松江市内の海水浴場で、おぼれていた5歳の男の子を助けたとして29日、感謝状を贈られました。
感謝状が贈られたのは、赤磐市の刑務官、山崎京一さんと、妻で看護士の千里さん、それに市職員の是松誠さんの3人です。

山崎さんら3人は29日、赤磐市消防本部を訪れ、子どもがおぼれた松江市の消防本部の柳原知朗消防長から感謝状を受け取りました。

3人は今月2日、夏休みの旅行で松江市内の北浦海水浴場を訪れた際、子どもがおぼれているのに気づき、山崎京一さんと是松さんが海に飛び込みました。

おぼれていたのは米子市の5歳の男の子で、子どもの父親が岸まで引きあげましたが意識はなく、看護士の千里さんが指示をして、心臓マッサージや人工呼吸などを行いました。

男の子は意識を取り戻し、現在は後遺症もなく元気に生活しているということで、3人は「無我夢中でした。男の子が助かってくれて本当に嬉しいです」と話していました。