【2008年08月29日19時20分 更新】


1.後期高齢者医療制度反対!不服審査請求
 (08/29 19:10)

スタートから約5か月、後期高齢者医療制度で、お年寄りが抗議行動です。九州・沖縄各県のお年寄りが、「制度の保険料が適正ではない」として、29日、一斉に、不服審査請求をしました。(清藤記者リポート)「後期高齢者医療制度に反対する県内の高齢者が、これから怒りの抗議行動を行ないます」29日は、高齢者約10人が県庁に集まり、「差別医療を持ち込む後期高齢者医療制度は許さない」と書かれた横断幕を掲げながら、県庁周辺を練り歩きました。この後、一行は、県の福祉保健部を訪れ、後期高齢者医療制度の保険料が適正ではないとして、決定処分の取り消しを求め、県内35人分の不服審査請求書を提出しました。請求の理由は、「年金からの天引きに反対」や「保険料が高すぎる」それに、「保険料の決め方に納得がいかない」などとなっています。(請求した人は)「政治に対する我々の怒りというのが、煮えたぎるくらいの怒りがある。だからもっと優しい政治をやっていただきたい」「高齢者のほとんどの方々が、この制度はいかんというふうに怒っているということを感じる」県では、県後期高齢者医療審査会に請求内容を提案、審査会は、3か月以内に結論を出し、請求者に結果を伝えることにしています。こうした不服審査請求は、これまでに全国各地で、約3300件起きていて、29日は、県内を含め、九州・沖縄一斉に、700件近い請求が行われたということです。(県社会保障推進協議会・甲斐正敏事務局長)「(請求したのは)ほんの一部の方々ですけど、県民の中では、怒りの反映だと思うんですよね。自分たちの意見を率直に言って、こういう悪法は早くやめて欲しい」後期高齢者医療制度をめぐっては、参議院で、廃止法案が可決されましたが、衆議院では継続審議となっていて、県社会保障推進協議会では、世論に訴えながら、制度廃止を実現したいとしています。


2.松下参院議員ら新党旗揚げ
 (08/29 19:14)

参議院宮崎選挙区選出の松下新平氏らが、29日、新党を旗揚げしました。新党「改革クラブ」は、党利党略ではない政治を目指したいとしています。(改革クラブ・渡辺秀央代表)「参議院の本来の在り方を追究する。そして、良識の府にふさわしい参議院というものの形成のために、我々は身を粉にして、努力していく」新党「改革クラブ」には、無所属の松下新平氏をはじめ、民主党に離党届を提出した、渡辺秀央・元郵政大臣らが参加しています。改革クラブは、29日の会見で、9月開会する臨時国会について、政府の法案、一つ一つに、是々非々の立場で議論し、見極めて対応していくと、方針を説明しました。(松下新平議員)「政界再編を目指す、受け皿として役割を果たしていきたい。その大きな一歩が今回の5名の新党立ち上げでありますので、私は積極的にこの中で活動していきたい」新党に参加した松下新平氏は、平成16年の参院選・宮崎選挙区に無所属で立候補し、初当選。その後、民主党の院内会派に所属し活動しましたが、去年7月に離脱していました。なお、新党参加を表明していた姫井由美子議員は、29日夜、民主党本部で記者会見し、離党届けを撤回し、新党への参加を見送ることを明らかにしました。


3.夏休み残り2日!カブトムシ展にぎわう
 (08/29 17:42)

夏休みも残り2日となりました。子どもたちは、2学期に向け、「遊び」も「宿題」もラストスパートです。このうち、世界のカブトムシとクワガタ31種類、40点を展示している、宮崎市の大淀川学習館は、29日も、多くの子どもたちでにぎわいました。特に、カブトムシやクワガタと触れ合うコーナーは大人気!子どもたちは、大きなカブトムシを手に、満足げな表情をみせていました。(子どもたちは)「カブトムシ触って楽しかった」「カブトムシがとりたい。カブトムシがとりたい」世界のカブトムシとクワガタ展は、夏休み最終日の31日まで開かれます。


4.図書館で宿題
 (08/29 19:09)

県立図書館には、夏休み中は多い日で、通常の2倍の3000人が訪れ、特に、自由研究図書のコーナーは、貸し出しが多く、本がまばらな状態です。(職員は)「書庫になおしている古い本まで出て行っている状態です」そして、館内のあちこちで、必死に勉強する子どもたちの姿が・・・夏休みの宿題もラストスパートのようです。(子どもは)「がんばってきょう中に終わらせて、週末友達と遊びに行きます」(Q.あと二日で宿題終わる?)「終わります・・・ぎりぎり終わります」「明日には終わらせて、31日は思いっきり遊びます」(Q.「ラストスパート?」)「はい、頑張ります!」


5.お産の情報誌出版へ
 (08/29 19:10)

宮崎市のボランティア団体が、産婦人科の情報など、県内では初めてとなるお産の情報専門誌をまとめ、31日から販売することになりました。情報誌を出版するのは、お産や育児の悩みに応える宮崎市のボランティア団体、「宮崎おっぱい会」です。「宮崎のお産本『まあるいいのち』」と題した情報誌は、県内の産婦人科など、お産関連施設の情報や、去年、その施設で出産したお母さんたちの体験談などが、具体的に盛り込まれています。(宮崎おっぱい会・富岡由美子代表)「自分だったら、どういうお産をしたいのか、専門家の皆さんと真剣に話し合える場の材料として活用して欲しいなと考えている次第です」県内では初めてとなるお産の情報誌。県内の主な書店で、31日から、1冊1500円で発売されます。


6.全国一斉学力テスト 宮崎の結果は?
 (08/29 19:14)

小学6年生と中学3年生を対象に行われた、全国一斉学力テストの結果が発表されました。テストは、「国語」と「算数・数学」の2教科で、基礎的な知識を問う問題と、知識を活用する力を問う問題が、出題されました。その結果、宮崎県は、小学6年の基礎的な問題と中学2年の全ての問題で、全国平均を上回りました。逆に、小学6年の知識を活用する問題は、全国平均を下回り、中でも、算数は、全国42位と低迷しています。結果について、渡辺義人教育長は、「宮崎の児童生徒の学力はおおむね良好」とコメントしています。


7.県消防操法大会
 (08/29 17:41)

消防操法大会が29日、宮崎市で開かれ、33チーム、約180人の消防団員が訓練の成果を競いました。競技は、3つの部門で争われ、このうち、小型ポンプ操法の部では、3本のホースをつなげて、50メートル先の標的に、放水するまでの速さと正確さを競いました。小型ポンプ操法の部で優勝したチームは、9月、東京で開かれる全国大会に出場します。


8.KBCオーガスタ  男子ゴルフ2日目
 (08/29 17:55)

男子ゴルフの結果です。バナH杯KBCオーガスタ2日目。延岡市出身のプロゴルファー、甲斐慎太郎選手は、トップと1打差の5アンダー2位タイで、決勝ラウンドに進出しました。


9.日南で子ども議会
 (08/29 17:42)

日南市では、29日、地元の小中学生による子ども議会が開かれ、漁船の燃料高騰について、行政の対応を質すなど、鋭い質問が相次ぎました。子ども議会は、議会の仕組みを学んでもらおうと、日南市教育委員会が初めて企画したもので、市内の小中学生20人が、一日議員として参加しました。子どもたちは、次々に登壇し、谷口市長や各課長に対して、元気に質問していました。中には、「学校の遊具が少ないので、思い切って遊べる場所がほしい」、また、漁業が盛んな日南市だけあって、「漁船の燃料費が値上がりし、このままでは、漁業関係者は大変だ」など、意見をぶつけていました。これに対し、谷口市長は、市として、引き続き、国や県に対し、対策を要望していきたいと答えていました。児童生徒の提案は、今後のまちづくりに活かされます。


9.都城署に振り込め詐欺等対策推進本部
 (08/29 17:42)

振り込め詐欺が急増している、都城・北諸県地区での対策を徹底させようと、都城警察署に、総合対策推進本部が設置されました。都城警察署で行われた29日の開設式では、椎康一署長が、「振り込め詐欺の実態を市民に知ってもらうため、署員一人一人が広報マンとなって、予防に努めて欲しい」と、あいさつしました。そして、警察署の玄関前に、対策本部の看板が掲げられました。都城警察署管内では、今年に入ってからの被害額が、すでに去年1年間の被害額を上回り、特に、8月に入って、振り込め詐欺の被害が急増しているということです。このため、都城警察署では、より細やかな指導取締りをめざすことになったもので、県内の警察署単独で、振り込め詐欺の対策本部が設けられるのは初めてです。犯人の手口も巧妙化しており、警察では、不審な電話があった時は、お金を振り込む前に、親族に確認したり、警察に連絡して欲しいと話しています。


9.シカ生息数抑制を!延岡でシカ肉試食会
 (08/29 17:42)

野生のシカによって、農作物などの食害が相次ぐ中、延岡市では、シカ肉の消費拡大を図って、生息数を減らす取り組みが始まりました。新たな対策に乗り出したのは、「延岡地区猟友会北浦支部」で、29日は、地元の住民や行政の担当者、約40人が、シカ肉の試食に参加しました。試食会では、シカの肉を使ったハンバーグとカツが振舞われ、参加者たちは味を確かめながら、シカ肉の料理への活用や商品化など、消費拡大の可能性を探っていました。(参加者は)「においも無くて、とてもおいしい」「食材として何も問題ないし、大変おいしいと思う」野生のシカが、農作物などを食べるという被害は、県内全域で増える傾向にあり、延岡市だけでも、昨年度、金額にして、約600万円に上る被害が出ているということです。地元の猟友会では、今後も、行政や住民と連携しながら、シカの生息数を減らして、被害を抑えるための対策を探っていきたいとしています。


9.雑居ビルの防災査察
 (08/29 17:42)

雑居ビルの火災を防ごうと、28日夜、宮崎市で、消防局による立ち入り検査が行われました。この立ち入り検査は、平成13年に多数の犠牲者を出した新宿歌舞伎町の雑居ビル火災を教訓に、宮崎市消防局が毎年、行っているものです。28日夜の検査では、市消防局や、宮崎市の建築指導課の担当職員など30人余りが、7つの班に分かれて、宮崎市内の繁華街にある雑居ビル66棟を検査しました。検査の対象は、避難経路となる階段が1か所しかないビルが中心で、防火扉の周辺に、避難の邪魔になる障害物がないか、また、避難誘導灯が、きちんと点灯しているかなどを、細かくチェックしていきました。宮崎市消防局によりますと、28日夜の検査では、指導が必要な重大な問題か所は、見つからなかったということですが、市消防局では、今後も火災の未然防止に力を入れたいとしています。