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最終更新日時：2008年8月30日 07:10

宇治市　正面衝突で小学生の姉妹死傷

姉妹が乗っていた車

２９日午後、京都府宇治市で乗用車がトラックと正面衝突し、乗っていた小学生の姉妹のうち、７歳の妹が死亡、１０歳の姉が意識不明の重体です。２９日午後０時半ごろ、宇治市白川の市道で、京都府井手町の大見忠さん（６６）と２人の孫が乗っていた普通乗用車が対向車線の２５トントラックと正面衝突しました。この事故で、車に乗っていた２人の孫のうち、小学２年生の小幡花音さん（７）が死亡、小学５年生の彩花さん（１０）が頭などを強く打って意識不明の重体、大見さんも手や足の骨を折る重傷です。トラックの運転手（５５）にケガはありませんでした。現場は見通しのよい直線道路ですが緩やかな坂になっていて、警察では大見さんが何らかの原因でハンドル操作を誤り対向車線にはみ出したものとみて詳しく調べています。

( 2008/08/30 7:10: 更新)

大阪市が社会福祉協に補助金返還請求

「適正に使っていたか確認できない」と返還請求

高齢者の食事サービスの補助金を適正に使っていたか確認できないとして大阪市は社会福祉協議会に対し、約２１００万円の返還を求めました。大阪市平野区の喜連東社会福祉協議会は、高齢者支援のため集会所などでの食事の提供や、弁当を届けるサービスを行い市から補助金を受けていました。しかし、一部のサービスについて利用者などの実績を証明できる書類が残されていませんでした。このため、大阪市は補助金が適正に使われていたか確認できないとして、利息分を含む、５年分の補助金約２１２５万円を返還するよう求めました。社会福祉協議会は「サービスは適正に行っていた。書類は必要ないと思って捨ててしまった」と話しています。一方、大阪市は「報告書が毎年あがっていたにも関わらず、チェックができていなかった部分については甘かった」としています。

( 2008/08/30 7:09: 更新)

王子動物園のパンダ死ぬ

誕生したばかりの赤ちゃん（２６日・王子動物園提供）

神戸市の王子動物園で今月２６日に誕生したジャイアントパンダの赤ちゃんが、死んでいるのが確認されました。
神戸市灘区の王子動物園では今月２６日、国内では２０年ぶりとなる人工授精でジャイアントパンダの赤ちゃんが誕生しました。王子動物園では２４時間体制で見守っていましたが、２９日午後１時５０分ごろ、鳴き声がしなくなったため飼育員が確認したところ、死んでいるのが見つかりました。死因については調査中ですが、衰弱か圧迫により死んだ可能性が高いということです。動物園の客からは「残念ですね」「悲しい」といった声が聞かれました。王子動物園では、５年前からパンダの人工授精に取り組み、初めての赤ちゃんでしたが残念な結果となりました。

( 2008/08/29 21:14 更新)

「梅田北ヤード」再開発　街開き１年半遅れる

大阪駅前北地区まちづくり推進協議会

大阪の玄関口「梅田・北ヤード地区」の再開発事業で、３年後の２０１１年春に予定されていた街開きが「計画の練り直し」を理由に１年半以上も遅れることが明らかになりました。
関西最後の一等地「大阪梅田・北ヤード地区」。東側の先行開発区域には４つの高層ビルが建設され、オフィスや商業施設が入居して、３年後の２０１１年春に街開きする予定でした。しかし、開発を担当する三菱地所などが今年秋の着工を見送り、街開きを１年半以上延期して２０１２年度下期以降とすると大阪市などに報告したのです。延期の理由は、北ヤードの目玉となる教育研究施設「ナレッジキャピタル」の拡充のためと説明しています。平松市長は「２０１１年春にオープンしますとあちこちで宣伝してきたので、『言うてきた事、どないなんねん？』と最初に思いました」と話しました。「関西経済浮上の切り札」として期待を集める北ヤード。着工直前での計画見直しは、手痛い打撃となりそうです。

( 2008/08/29 21:16 更新)

雨で遅れていた新米の初出荷

作柄は平年並みに良い

近畿地方はぐずついた天気の日が続いていますが、兵庫県豊岡市では、新米の初出荷が行われました。コウノトリの餌場にもなっている豊岡市の田んぼでは、このところの雨で遅れていた稲刈りがようやく始まっています。刈り取られた新米は、ＪＡの出荷場で、検査を受けたあと、トラックに積み込まれ、午前９時から新米の初出荷式が行われました。ことしの新米の初出荷は、当初２６日に予定されていましたが、雨による取り入れの遅れできょうに延期されていたものです。ことしの新米の作柄は平年並みに良く、関係者らは新米１０．８トンを積み込んだ第一陣のトラックを万歳をして送り出していました。

( 2008/08/29 14:23 更新)

有害物質撤去求めて滋賀県に自治会長らが要望

市民全体の合意求め

滋賀県栗東市の産業廃棄物処分場で有害物質がみつかった問題で、地元の自治会長らが県に対して、市民全体に説明し合意を求めるよう要望を行ないました。要望を行ったのは、栗東市の自治会で市内の自治会長５８人分の署名を提出しました。この問題は、栗東市の産業廃棄物処分場の敷地から有害物質の入ったドラム缶が大量に見つかったものです。県の対策委員会は今年４月、約２４０億円かけて有害物質をすべて撤去する案を推奨していますが、嘉田知事は費用と期間のかからない遮水壁設置の案を指示しています。県は周辺の７つの自治会だけに説明していますが、自治会長らは「地下水を飲料水としている栗東市全域への説明と合意が必要だ」と訴えています。

( 2008/08/29 14:23 更新)

アフガン伊藤さん殺害　京都の知人が語る

落胆の色濃く

ＮＧＯ「ペシャワール会」の伊藤和也さんが、アフガニスタンで殺害されたことで、伊藤さんと親交があり、最近もメールをやり取りしていた京都市内に住むメンバーも落胆の色を隠せません。京都在住の「ペシャワール会」農業指導員、高橋修さん（７７）は、亡くなった伊藤和也さんとアフガニスタンで一緒に活動を行ったこともあります。高橋さんは事件の８日前「帰国の予定がかわりました」など近況を伝えるメールを伊藤さんから受け取っていて、「早く仕事を前倒ししたいという気持ちがあったのでは」と感じていました。高橋さんは事件に対して「本当に起こったとは今でも思えないし、思いたくない。今度伊藤さんの顔を見たときにはご苦労さんと、声をかけられるかなぁ」と、未だに事実を受け入れられない様子でした。

( 2008/08/29 12:10 更新)

大阪市職員の給与５％カットで最終調整

来月４日に素案発表

財政難に苦しむ大阪市が、職員の給与を一律５％削減する方向で最終調整していることがわかりました。大阪市の平松市長はきのうの会見で職員給与削減の具体的な数値は明言しませんでしたが、一律５％カットする方向で最終調整をしていることがわかりました。これにより年間でおよそ５０億円の人件費削減になる見込みです。大阪市はおととしから９００億円の経費削減を目指していますが、昨年度までの削減額はおよそ４３０億円にとどまっています。現在、大阪市の職員の平均給料は３２万４１００円と政令指定都市で最も低い金額ですが、基本給を一律５％カットするなどして、さらなる削減を目指すとみられます。平松市長は来月４日に人件費の削減案を含めた経費削減の素案を発表する方針です。

( 2008/08/29 12:08 更新)

大阪・池田市「夜スペ」に向け教員研修

藤原和博元校長を招く

大阪府池田市は夜間授業「夜スペシャル」を参考にした、独自の課外授業の導入に向け、藤原和博元校長を招き研修会を行いました。池田市教育委員会は「夜スペ」などの教育改革で知られる東京・杉並区の和田中学校の藤原和博元校長を講師に招きました。大阪府は保護者や塾講師などで学校を支援する組織をつくり、無料で課外授業を行う「おおさか・まなび舎」事業を準備中です。２９日に始まった研修は、その事業への第一歩で、参加した池田市の教員らは藤原氏の教育改革の手法などに聞き入っていました。「学校の中に地域社会を取り込んでそれで思いっきり教員のサポートをしてもらう。そして教員にゆとりをもたせる。それで授業や課外活動に集中してもらえる。」と話す藤原元校長は東京より地域の結びつきが残る大阪は改革の効果が大きいとしています。

( 2008/08/29 12:07 更新)

国税局元職員　収賄の起訴事実を認める

検察は「借金に苦しむ」と指摘

税金を減額した見返りに経営コンサルタント会社の社員から賄賂を受け取ったとされる大阪国税局元職員の初公判が京都地方裁判所で開かれ、元職員は起訴事実を認めました。収賄の罪に問われているのは、大阪国税局の元職員・菅謙二被告（４８）です。起訴状によりますと、菅被告は贈賄の罪で起訴された経営コンサルタント会社「ティグレ」の社員・春日亮一被告（３６）の顧客の税金を減額した見返りに、現金およそ１５万円を受け取ったとされます。京都地裁で開かれた２９日の初公判で、菅被告と春日被告はいずれも「間違いありません」と起訴事実を認めました。また、検察側は冒頭陳述で菅被告について「借金をして生活に苦しんでいた」と明らかにしました。

( 2008/08/29 12:06 更新)

京都伏見で男性刺され重傷

２８日夜、京都市伏見区で、帰宅途中の３０代の男性が何者かに刃物で刺され、重傷を負いました。犯人は逃げていて、警察では傷害事件として調べています。
２８日午後９時４０分頃、京都市伏見区淀大下津町の駐車場で、「人が刺された」と近くの自動車整備店の従業員から警察に通報がありました。警察で調べたところ、刺されたのは、向日市に住む会社員の北川真吾さん（３２）で、左わき腹と右胸など４箇所以上を刃物で刺されていて重傷ですが、命に別状はないということです。北川さんは、「４０歳から５０歳くらいで、眼鏡をかけている小柄な人に刺された。知り合いではない」と話しているということです。北川さんは、帰宅するために駐車場に停めていた車に乗り込もうとしたところで刺されていました。現場にはめがねと帽子が残されていて、警察では犯人が残した可能性もあると見て、調べています。

( 2008/08/29 10:18 更新)

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