“ぶって姫”総スカン…岡山県連「裏切り」除名処分も
2008/8/29 17:00 事務所スタッフや後援会幹部にも一切知らせず突如、民主党に離党届を提出して新党「改革クラブ」への参加を表明した姫井氏=岡山選挙区。昨夏の参院選で初当選し、民主党大勝利の象徴になったが、その後は一転、スキャンダルにさらされ続けてきた同氏の“ご乱心”だけに、関係者からは総スカン状態となっている。
姫井氏は昨年7月の参院選で「姫の虎退治」をキャッチフレーズに、自民党の片山虎之助氏を破って初当選。しかし当選直後から、不倫相手に週刊誌上で「“ぶってぶって”とせがまれた」などと赤裸々な性癖を暴露されるなどスキャンダルが続出。これらの対応をめぐり党県連から厳重注意を受けたほか、年末には不倫問題に触れた著書出版をめぐり、執行部との対立が表面化していた。
このため、今回の“姫のご乱心”を冷ややかに見る関係者は多く、民主党参院幹部は「県連副代表を辞任させられて以降、党に居づらくなり、今回の新党結成話に飛びついたのだろう」と話し、同党若手も「党に残っていても、次期参院選の当選は厳しいと考えただけ」と冷ややかに語る。民主党岡山県連内でも、今回の行動に理解を示す役員は皆無で、「1年で離党とは完全な裏切り行為だ」と除名処分を求める声が挙がっており、姫井氏の参加を容認した渡辺秀央代表の真意をはかりかねている。
姫井氏ら新党メンバーは29日午後に会見を行うが、姫井氏に敗れた片山氏は同日朝、夕刊フジの取材に応じ、「『虎退治』などという形で当選された以上、岡山県民が納得するまで説明をする義務があるはず。個人的には、あくまで姫井議員の信念に基づく行動であり、特別な感情はない」と語った。
姫井氏は昨年7月の参院選で「姫の虎退治」をキャッチフレーズに、自民党の片山虎之助氏を破って初当選。しかし当選直後から、不倫相手に週刊誌上で「“ぶってぶって”とせがまれた」などと赤裸々な性癖を暴露されるなどスキャンダルが続出。これらの対応をめぐり党県連から厳重注意を受けたほか、年末には不倫問題に触れた著書出版をめぐり、執行部との対立が表面化していた。
このため、今回の“姫のご乱心”を冷ややかに見る関係者は多く、民主党参院幹部は「県連副代表を辞任させられて以降、党に居づらくなり、今回の新党結成話に飛びついたのだろう」と話し、同党若手も「党に残っていても、次期参院選の当選は厳しいと考えただけ」と冷ややかに語る。民主党岡山県連内でも、今回の行動に理解を示す役員は皆無で、「1年で離党とは完全な裏切り行為だ」と除名処分を求める声が挙がっており、姫井氏の参加を容認した渡辺秀央代表の真意をはかりかねている。
姫井氏ら新党メンバーは29日午後に会見を行うが、姫井氏に敗れた片山氏は同日朝、夕刊フジの取材に応じ、「『虎退治』などという形で当選された以上、岡山県民が納得するまで説明をする義務があるはず。個人的には、あくまで姫井議員の信念に基づく行動であり、特別な感情はない」と語った。
2008/8/29 17:00 更新