2007年12月

2007年12月24日

昨夜は、家の片付けをしてゆっくりとディナーを作りました。
先々週、エノテカで素敵な女性スタッフに勧められて購入したCH・メイネイも抜栓したかったので、それに合うディナーを作ってみました。

フジゼッロクスさん、Libraさん、こんにちは!!





マグロタタキ&サラダ ワイン

マグロのタタキ,パストラミビーフ入りサラダとワイン

タタキには、デコになる前、明治時代のオールド”Noritake”の染め付け皿(輸出用のデッドストック)を使ってみました。

マグロタタキ

いつも作るマグロのタタキ
これは、安いマグロがスーパーに出ているときに作ります(今回は2さく750円でした!)。
昨夜は、日本一美味しいと評判の”松田のマヨネーズ””ハラペーニョソース”を加えたモノを添えて、ディップして食べました。

このマヨネーズは、蜂蜜と辛子が配合されていて大変に美味しい。しかし、蜂蜜入りというような成分のおかげで、表に”マヨネーズ”という表示ができないといった問題があったようです。

サラダ

鎌倉山のパストラミがあったので加えてみました。
バルサミコビヤンコ・ブラックペッパー・博多の塩・シチリアのEXヴァージンオイルで作ったドレッシングで和えたモノです。

パスタとワイン(イン・パニエ)

パスタは、ゴルゴンゾーラソースで和えたオレキエッタ
ゴルゴンゾーラを加熱して”焼酎(キンミヤ)”で溶かしたモノで、茹で上がったオレキエッテを和えたモノです。

パスタ皿はイルムスのお魚皿(サバ)

ゴルゴンゾーラのパスタ(クローズアップ)

今回は、ペンネの買い置きがなかったのでオレキエッテを使い、生クリームを加えないでゴルゴンゾーラをソースにしました。ダイレクトにゴルゴンゾーラの旨みが味わえました。もちろんクリームを加えてソースにしても美味しいです。

牡蠣のソテー

生食用の比較的身が大きい牡蠣が売っていたので使ってみました。

この中皿もイルムスで購入した・お魚皿(ヒラメ)凄く可愛い♪

牡蠣のソテーエリンギ添え

ソテーにするときは、塩コショウだけして、最後にバターを加えて絡ませてサーヴしました。こういったシンプルな味付けが一番牡蠣の旨みを堪能できるのです。

エリンギも美味しい♪

CH・メイネイ2003

昨夜は、2003年モノのCH・メイネイを抜栓しました。
2003年はまだ若いのですが、かなりmaturityがすすんでいるとのエノテカのスタッフの言葉を信じて、昨夜抜栓しました。結果的には、大当たりでした!十分良い感じになっています。もちろん、あと数年経てば、また熟した美味しさは味わえると思いますが、グレートヴィンテージ特有の旨み爆弾になる少し前の美味しさが堪能できました。冷蔵庫に、バキュームして少し残しているので、今夜あたり飲んだらきっと更に開いて美味しいだろうと思います。

これは、シックなスーツに身を包んだ細身の美人ですね。決して、出過ぎない。メイネイは、格付け外ですが、実力は三級クラスであるといわれてるそうですが、格付け外なので、値段が上がりすぎないところが好ましいのです。控えめで、中庸、教養があり、家柄も良い、本物を知っている・・・そんなプロファイルさえ感じてしまう素晴らしいワインです。

オススメです。



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(09:29)

2007年12月23日

寒い夜は、やはり鍋を食べるのがよいのです。昨夜も、キムチ鍋を作って食べました。



カニ殻焼きと日本酒

鍋の前には、某先生から頂いた蟹を食べました。
甲羅に味噌と身が沢山詰められていて美味しい。
これは、日本酒で。

蟹殻焼きアップ

味噌一杯!!

キムチ鍋

濃厚なキムチを購入してきて、一瓶使用した。
から〜い!!

鍋が煮立ってきました

煮立ってきました。

煮立った鍋のアップ

地獄のようなキムチ鍋

うどん

翌朝、うどんで頂きました。

ワインボトルとグラス

夜、キムチ鍋と共に飲んだのはこのワイン!

パーカーポイント91のスパニッシュワイングラン・レセルバ スタ・マ・ド・ラ・ピスシーナ1998

とにかく、美味しい!!
フランスワインならこの値段の何倍することか!!




ぐつぐつ煮えてます!!



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(22:22)

2007年12月20日

昨夜は、「ワインバー・エノテカ・ノリーオ」でワインを頂きました。ここは、四谷三丁目交差点からすぐの雑居ビルの中にある小さなお店です。ワインバーならばこのくらいの大きさがベストでしょう。カウンターがあるので、一人でも寄れて有り難いのです。昨夜は、たまたま一組のお客さんだけしかいなかったので、スタッフといろいろお話ししながら飲めて有り難かったのです。もちろん、しゃべりかけられて迷惑な日もあるのですが、昨夜は楽しくやらせて頂きました。

それから、スタッフの女性が、千駄木に住んでいるそうなので千駄木「浅野」とワインバー根津「いてふ舎(イチョウヤ)」を紹介しておきました。


   Libraの連中が仕事中に観てますね!?

   オフィスから近いよね。この店は!

   Libra.mochida.co.jp

   東京医科歯科大からも、観てくれて有り難う!

   東京三菱UFJ(mufg)の方々、お仕事中にごらん頂き有り難うヾ ^_^

   SONYの方、こんにちは!!

   proxy01.hq.jimin.or.jp 自民党からもこんにちは!!

二番町のコ○フ○リア二番町のあなた!アクセスしてますね”!?


白ワイン

スプマンテを頂いた後、白が出てきました。

トリッパと豆の煮込み

前菜に、トリッパと豆の煮込みをチョイス

大豆などのタンパクを摂取しようと、この頃は注意しています。

1995モノの赤ワイン

95年モノの赤

程良く熟成されたワインです。仕入れに行ったら、酒屋の片隅にこのワインがあることを見つけて仕入れたそうです。とかく、”巷のワインバーは若いモノを早飲みで出してしまう傾向がある”とは、スタッフの言。熟成させたワインを仕入れるのは保管やコストの問題を含めて難しいので、そうなるそうです。でもこれは、比較的リーズナブルだったので、仕入れられたそうです。

日頃、ボルドーのヘヴィーなモノを多く飲んでいるせいか、熟成させてはいてもイタモノのすっきりしたこういったワインは、すがすがしく感じます。澄んだエキスが素晴らしい保管状態を物語っています。

マストロヤンニ

マストロヤンニ!

フェリーニを観たくなります。

La Dolce vita!!

クルミとブルーチーズのペンネ

くるみとゴルゴンゾーラのペンネ
このペンネは美味しかった!\^o^/

ブルーチーズを、ウオッカやジンで溶かすと最高のソースになる。

新月のワイン

洒落たエチケットのワイン

左のワインは、ネームに新月が隠されている。

熟成されたグラッパ

古酒と化して熟成され、エッジが全く感じられない素晴らしいアクワビット

牛肉の赤ワイン煮

牛ホホ肉の赤ワイン煮込み(ペポーゾ)
美味しかった!


ソムリエ・泉俊輔氏のセレクトお見事でした。
シェフ・石垣朋さん、また美味しいパスタお願いします。
八木さん、またお話ししましょうね♪


是非、クリスマスパーティーには参加させていただきます_(._.)_


ワインバーエノテカノリーオ [ バー、パブ ] - Yahoo!グルメ



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(10:42)

2007年12月13日

週に一回は、ここ千駄木「浅野」へ寄ってご飯を食べています。

小学館の皆様観てくれて有り難う!!


ごま和え

この店では、私に関してはほぼ何も言わなくても、何か勝手に出てくるのです。もちろん、好みを知ってのことですから、外すことはありません。

あんきも

あん肝が素晴らしく美味しかった。

極上のクリームチーズのような滑らかな舌触りと油分。

北海道産のアンコウをさばいたときに出てくる肝を、店で処理したので美味しいという。この頃は、外国産のあん肝だけが売られているが、ああいったモノは不味いとご主人(齊籐氏)は教えてくれました。多くの居酒屋では、輸入物が出されているらしいのです。「浅野」のあん肝は、きれいに少し赤みががっているのですが、不味いモノは白っぽいことが多いように感じました。

刺身

白身とイカ

獺祭

酒は、大好きな”獺祭(だっさい)”をこの日は頂きました。

”獺”とは、”カワウソ”のことです。もちろん、カワウソと読みます。この酒に出会って、初めてカワウソという字を知ったのです。

とり唐揚げ

揚げてくれた鳥唐揚げ

「浅野」の唐揚げは、常連の間でも好評です。私は、これと牡蛎フライが特に好きなのです。唐揚げや竜田揚げは、カンタンなモノと考えがちですが、実はコツを知らないと美味しく揚げることができないモノなのです。知り合いを連れて行ったときには、必ず食べさせるモノです。伊勢エビ小山氏も、ここの唐揚げが大好きです。

唐揚げと酢

酢に浸して食べるのが私流の食べ方です。

この時の酢ですが、余り高級なモノじゃない方がむしろ良いと思います。むせそうな、少しきつめの食酢を小皿に入れて、ここへ七味などを加えます。

cf.自宅でワイン用の肴にするのであれば、少し上等のバルサミコを煮詰めたモノをかけると、高級料理になってイケますよ。

・・・

もう20年弱この店に通っていますが、店の客もかなり変わってきました。今年もまた、古くからの常連のお客さんが亡くなられました。しかし、遠くに転居されても十数年ぶりにやって来られる方々も沢山いらっしゃいます。来年も、再来年も、ずっとこのままで続いて欲しいお店です。

*mixiに、「浅野」のコミュニティがあります。ご自由にご参加ください。


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浅野 [ 和食 ] - Yahoo!グルメ





(10:50)

2007年12月12日

フレンチの店 「オー・プロヴァンソー」 でディナーを食べました。この店は、オフィスの近くにあります。若き食の評論家・来栖氏も絶賛していた店です。

カジュアルすぎず、フォーマル過ぎもせず良い頃合いの雰囲気は、リラックスできる空間です。オーナー・シェフの中野氏が、キッチンからおりてきて気さくにお話ししてくれます。自身が一貫して作り上げた店ということで、オーナーご自身の自宅に招かれたような雰囲気もあります。ある種、理想的な店作りですね。

今回が最初ということで、アラカルトではなく、”本日のおまかせコース”を頼んでみました。前菜から、一人一人異なったモノが供されます。

 tkacw946.mitsui.co.jp 三井物産の方、ちゃんと仕事しましょう!

前菜・あなご&里芋ミルフィーユ

アナゴと里芋のミルフィーユ仕立て

バルサミコソースと穴子は相性がよいのです。ちょうど、寿司屋で煮詰めを付けるような感じと同じですね。(以前、私が書いた超短編「幻のワインバー」で紹介した私の創作メニューにも、穴子のバルサミコソースがありました。)シャンパーンはもとより、白ワインやブルゴーニュの赤にもとても良く合います。

前菜・かにサラダ仕立て

これは、オマール海老と赤座海老をサラダ仕上げに黒トリュフのドレッシング

美味しそうだ!(私も食べたかった!!)

前菜・牡蛎

さっぱりしたソースの上にほんの少し加熱されたレアな牡蛎が、ジュレがトッピングされている。

フォアグラ・プディング

フォアグラのフラン仕立てとごぼうのスープ

スープかと思いきや、茶碗蒸しのようなモノ(フォアグラのプディング)
上に、ゴボウのソースがかけられている。

スズキのホワイトバルサミコソース

スズキのホワイトバルサミコソース
バルサミコ・ビヤンコを加熱してソースとしています。
これは白身にピッタリだった!!
私も自宅ではバルサミコ・ビヤンコを使用しているので、さっそく自宅でマネしてみます。

シカ肉

私が、ミッシェル・グロのオート・コート・ド・ニュイ ルージュをオーダーしたことを知って、シェフ・中野氏がメインをシカ肉のソテーに決めてくれました。マリアージュということでは、この上なく素晴らしい判断だったと敬服いたしました。他のジビエのようなワイルドなモノではなく、シカ肉はタンパクであったため可憐なブルゴーニュにも相性が良かったのです。口の中では肉汁の旨みとワインの融合が見事でした。流石でございます_(._.)_

・・・

デザートもめいめいに異なったモノが供されました。

モンブラン

モンブラン
隠れていますが、中心にはヴァニラアイスクリームがありました。ちめた〜くて、とても美味しい♪
スペインのクリ?だったか、とにかく向こうの美味しいクリのペーストを使用しているそうです。(シェフの解説を忘れてしまいました。)

メレンゲ?

冬に雪が降ったあと一週間くらいすると、道路脇にこんなモノが散見されます。
お味は、素晴らしかったようで(食した方のコメント)。

コンポートの上にジュレ?

ジュレの下には、洋梨(?)のコンポートが存在していたと言うことです(食した方のコメント)。

私としては、月1くらいで寄りたいお店です。
食の好きな私のような人間が、リラックスできる良い空間です。

店を出るとき、シェフはじめ皆さんが戸外まで出て、見送ってくださいました。
かえって、恐縮でございました。

中野シェフ、これからもどうぞ宜しく。

オープロヴァンソー再訪問も観てね♪


オー・プロヴァンソー
採点:★★★★★



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(10:25)

2007年12月11日

そば屋の小上がりの隅で、冷や酒を飲むことが好きです。
とりわけ、「池之端藪」の道路側の雪見障子のような窓際に陣取って、酒を飲むのは良い気分です。

日曜日は、通しで一日中営業しているので、夕方早い時間に寄って酒を飲み始めると、夕暮れ過ぎには良い心持ちになれるのです。

この日も、通りから私の指定席が空いているのを確認して、店の中へ入ってゆきました。

冷や酒

菊正の冷やを指定席で

酒を頼むと付いてくる蕎麦味噌が美味しい。

天ぬき

ここの天ぬきは、汁が天ぷら蕎麦とは違って、四国のうどんの出汁のように澄んでいます。「藪」という正統派にあって、独自のメニューを置くという勇気と、決して邪道とは言わせないような完成度があります。これが、不味いものであったら、邪道と揶揄されたところですが、流石に老舗だけあって確かな見識です。

鴨南蛮

鴨南蛮といえば、普段はせいろを手繰っていた池波正太郎も、冬枯れの季節にはここに寄って、酒と鴨南を楽しんだそうです。「並木藪」もそうですが、鴨肉のつみれが入っています。並木は、もっと脂ぎっていますが、こちらは脂加減が控えめで更に上品です。先に蕎麦だけ手繰った後、冷や酒をもう一本もらって、鴨肉を楽しみながら汁をすする。何と素晴らしいことか!?

この時、隣には60位の男性と、30位な女性が酒を飲んで楽しんでいました。女性が席を立った時に、この男性が話しかけてきました。

「良くここにはお越しですか?」
「はい時々」
「お住まいは?」
「千代田区の麹町あたりですが」
「そりやぁ〜坊ちゃんですな」
「いいや、生まれは千葉県です」
「そうでしたか、へえ〜」
「今日は、楽しそうで良いですね」
「イヤね、ありゃね、あちし(ワタシ)の娘なんですよ」
「またまた。。。」

「ところで、それ何食べてるんすか?」
「鴨南ですが」
「健啖家(*)ですな」
「まだ若いものでねぇ、えへへ」

*久しぶりに、”健啖家”という言葉を聞きました。最近は、死語と化したような言葉です。簡単に言えば、”大食い”といった意味ですが、言葉に敏感な人は、こういった言葉を未だに使っています。そういえば、池波正太郎も健啖家で有名だったそうです。例えば、「まつや」で酒を飲んで蕎麦を手繰り、「松栄亭」に寄ってカツレツを食べながら更に酒を飲み、近くの甘味処「竹むら」で、あんみつを食べるなどということも日常的なことだったようです。

この年の差カップルは、その話から察するところ、演劇研究所(劇団)の研究生(女優?)と舞台美術の方だったようです。

「年上の方を前にして、こんなこと言うのは失礼だけど、
石さんと話していると、気を使わなくって楽でいいな」と、この女性は男性に言っていました。
「寄席に行ったら、寝ないでね、石さん」
勘定を済ませ、立ち去る前に、この女性は
「お相手いただき有り難うございました」と、可愛らしい笑顔で挨拶してくれました。

「それじゃあ、行ってらっしゃい」

また何処かで。。。




池の端藪蕎麦 [ うどん、そば、丼 ] - Yahoo!グルメ








(11:07)

2007年12月10日

週末、森下に煮込みを食べに行ってきました。「山利喜」は、久しぶりです。5時に開店なのに、4:50の時点で30人以上並んでいました。土曜日だから仕方がありませんが、支店が近所にできた今でもこの調子ですから、大変な人気と言えるでしょう。とにかく、3,4人連れのお客さんが多いので、一人で並んだ私が10人ほど抜かして、先に入店できたのです。普段は、シングルの客が多いのですが、週末は雰囲気が違います。



煮込み

これが有名な煮込みです(私は卵入りでオーダーしました)。

煮込みアップ

加熱してから、サーヴされます。

殆どのお客さんが頼んでいる人気メニューです。この煮込みは、赤玉ポートワインを入れたりするようです。大きな鍋を覗くと、ブーケガルニが凧糸で鍋に落とされています。こんなところからも、ビーフシチューのような味わいになる訳が解ります。

以前ある番組で、某有名三つ星レストランのシェフにこれを食べさせたら、”脂(油)が多すぎる”とコメントしていました。私も、そう思います。今回は、そうでもありませんでしたが、よそられる部分によっては、かなり脂身が多いことがあります。

それから、布施明が「彼女ができたら、一緒にここへ煮込みを食べに来たい」と言っていたことも思い出されます(ファンが多いですね)。

一応、ココの煮込みは、東京三大煮込みの一つに数えられています。

煮込み&ガーリックトースト

ガーリックトーストと赤ワインが良く合います。

ガーリックトーストで汁を吸わせて食べると美味しいですね。

牡蛎のチーズ焼き

牡蛎のチーズ焼き

牡蛎チーズ焼き

ここで初めて食べたメニューです。
チーズの下にケチャップとベーコンが存在し、一番下が牡蛎です。

残念ながら、これはケチャップの味が強すぎて、牡蛎の味わいを消してしまっていました。これなら、品書きの隣に書かれていた”牡蛎の湊焼き”の方が良かったかも知れません。むしろ、ホワイトソースでグラタン仕立てにしたら、美味しかったのではないかとも思いますね。

レバーとガツ

レバーは赤ワインと共に

焼き物は、いつもと変わらず水準でした。

ミディアムのレバーと赤ワインは最高のカップリングです。鮮度の良いレバーのレアな焼き具合のヤツを、ブルゴーニュのちょいと気に入ったワインを抜栓して味わったら、どんなに美味しいことかと思うのです。(←ワイン会では、レバ塩を食べます)

山利喜の看板

確かに、居酒屋の名店であり、人気店ですがあまり落ち着いて飲めるような雰囲気ではなかったのです。何となく、もう一件寄りたくなって、以前寄ったことのある「三徳」へ向かいました(このようなお店でも,HPを持つ時代になりました)。

・・・

チンドン屋さん

途中で遭遇したチン問屋さん。お姉さんが美人でした。

昔感じたような、後ろ暗い感じを微塵もない感じさせない明るいチンドン屋さんでした。
子供の頃、サーカス、チンドン屋とかテキ屋とか、どちらかというと”後ろ暗い”雰囲気を感じさせるモノが沢山ありました。最近は、代替わりして音大卒とか、美大卒、学生演劇出身者とかがこういった業界に入ってくるようになったようです。当然、業界が明るくなります。

しかし、子供達に世の中の闇の側面を見せないというのは、ホントに良いことなのかと、少しオヤジになって考えさせられる今日この頃です。

・・・・

三徳の看板

常磐の「魚三」の角を曲がると、すぐに「三徳」の看板が見えます。この店は、下町ならどこにでも有るようなお食事処といった古いお店です。昔は、ラーメン屋や定食屋では定番だったパイプ椅子やパイプテーブルを未だに使っています。これを観るとなぜか落ち着きます。解りやすく換言すると、映画”ALWAYS”に出てくるようなお店です。

明るい方の煮込み

地獄釜のような状態で煮込みが出てきます。

三徳の煮込みアップ

見た目よりも、遥かに柔らかくトロトロに煮込まれています。(シリコンチューブみたいではありません)

この煮込み加減は、僕の好みです。今回、「山利喜」の印象がイマイチであったためかも知れませんが、煮込みならむしろ、こちらの方が美味しいように思います。

手羽先餃子

手羽先餃子

手羽先に餃子の具が詰めてあります。珍しかったので、食べてみました。

三徳の店の中

店は、昔良くあったような典型的な作りのお店です。一番奥に座敷があります。この時、6,7人の初老のおじさん達が同窓会をしていました。とにかく沢山食べるので驚いてしまいました(・O・;

下町では、近所の古い居酒屋やそば屋で簡単に同窓会など開くのが、ごく普通に観られる光景なのです。

以前、週刊朝日に”帰国したおりに森下の「三徳」でモツ焼きを食べるのが楽しみだ”という、有名オペラ歌手の記事が載っていたのを思い出しました。この雰囲気が好きなら、不思議ではありませんね。

純レバー

THE ”純レバ” \(^O^)/

これは、以前から食べよう食べようと思いながら、食べていなかったメニューです。東京の下町にしかないメニューです。下町でも、これをメニューに挙げているのは珍しいのです。

新鮮なレバーを醤油や砂糖などで、甘辛く煮込んだモノです。真っ黒い汁に驚かされますが、多分、これは砂糖分が強火で熱せられたために黒さを増したものだろうと思います。

このタレをご飯にかけたら、美味しいだろうと思います。お腹いっぱいで、ご飯が食べられなかったのが残念でした(×_×;)

三徳 [ 居酒屋 ] - Yahoo!グルメ





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(11:46)

2007年12月07日

昨夜は、伊勢エビ小山氏が遊びに来ました。といっても、私が久しぶりに鍋でも食べないかと誘ったのですが。とにかく、彼にトマト鍋をご馳走しました。

共働きで、嫁さんと鍋をする暇もない彼だから、よほど嬉しかったんだろうと思います。完全に、酔ってくれました。トマト鍋は初めてということでしたが、トマトのアミノ酸一杯の旨み爆弾のような汁にヤラレてしまったようでした。


煮始めの鍋

鍋を加熱し始めたばかりの状態

汁があふれそうになっています。

材料

二人分には十分すぎる具材

小山

伊勢エビ小山氏は、うまい!!うまい!!の連発!!!

下町酎ハイを初めて飲んでイッてしまったところ。

かねてから、私が主張している”鍋には粗挽きウインナーが良く合う”ということ、これに伊勢エビ氏も同意してくれ、脂がにじみ出て反り返った”シャウエッセン”の旨さに感動していました。

トマトうどん

最後の〆は、トマトうどん
パルミジャーノを沢山かけてたべましょう。

もちろん、イタ飯風にして、リングイネを用いてもよいと思います。

アライア

昨夜、ヒットだったアライアは、最高のコスパです!!

ラテン系のワインにして、とてもエレガントなお味です。
もう売り切れになってしまったようですが、他の楽天ショップには入っているかも知れないので、探してでも飲む価値がありますよ(^_^)ノ




 八嶋さ〜ん!今度、来てねヾ ^_^




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(10:15)

2007年12月03日

また実家で鍋を作りました。

歳をとった親に旨いモノを食べさせるために、週末は帰ることにしています。ヒトと鍋を食べることというのは、ある種のコミュニケーション円滑剤といってもよいような利点があります。だいたい、同じ鍋を囲んだ相手とは、少なくとも喧嘩などすぐにはしませんし、むしろ仲が良くなれると思います。反対に、イヤなヤツとは絶対に食べたくないのもお鍋です。

今、鍋について研究していることは、できるだけ身近にある具材を鍋に入れて美味しく食べるということと、出しやスープを色々と変えることで、どのように味わいが変わるのかということです。


白菜豚鍋

今回は、和風出汁に塩味で、醤油はまったく加えずに作りました。白菜のエキスが汁をタイタンスープのように白濁させて、美味しくさせています。こういったスープには、塩だけで味を付けた方がよいのです。塩以外は、酒とほんの少しみりんを入れました。

【 材料 】
・白菜
・長ネギ
・シメジ
・豆腐
・ちくわぶ(←これマスト!)
・油揚げ
・豚肉肩ロース薄切り
・鶏肉(鍋用皮付き)
・粗挽きウインナー(シャウエッセン←これマスト!)

【 調味料 】
・塩
・黒コショウ少々
・酒
・みりん
・無添加鰹だし
・水
・冷凍讃岐うどん(加ト吉)

白菜鍋が煮えてます@実家

煮えてきました。今回も、反り返った粗挽きウインナーが、素敵です。

うどん入れました

二日目の朝、遅いブランチはうどんです。まず、昨夜作った鍋の残りのスープ上澄みの脂を丁寧に取ってから、新たにネギを切ってうどんを加えます。お水を加えて濃度を調節して、塩でお味を決めます。今回も、加ト吉の冷凍讃岐うどんを別個にもどして、冷水で〆たモノを使いました。

うどんよそって

ゆどんをよそってハフハフ・・・

鰻重

日曜日は、またまた鰻重をとって食べました。ここの濃厚なタレが好きです。しかも、関西風に蒸さずに白焼きにしてからタレを絡めているので、歯ごたえが残っています。東京風は、かなり柔らかく蒸し上げて焼くので寿司屋の穴子のような鰻が多いのですが、これは余り好みではありません。

鰻は、コレステロールが多いので、良くないといったことを長い間言われてきましたが、そうでもないようです。むしろ、コレステロールも善玉リッチで、最近では積極的にお年寄りにも食べてもらいたい食材に数えられています。このように、最近の栄養学は栄養素の分析を改めてすることで、食材の栄養評価を以前とはかなり変えています。最新の栄養学を知って賢く食事をしましょう。

鰻重アップ

良い照りがチャーミングな鰻ですヽ(^。^)丿



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(11:02)