眼中の「網膜」にある毛細血管が目詰まりすると、血液が流れなくなるため、網膜細胞は酸素と栄養が不足し、新しい血管を生じさせます。
これが 「新生血管」 と呼ばれ、黄斑変性症の原因となっています。
黄斑変性症の主な原因である「新生血管」とは?

この新生血管という血管は「生体反応」です。正常の血管とは違い、血管の壁がとても薄く、すぐに破れて出血します。出血した血液が網膜の中へ漏れると、網膜は浮腫(ふしゅ)という状態になり、視力が低下してしまいます。


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黄斑変性症と”活性酸素”
「黄斑部」は、紫外線をまともに受けます。そのため活性酸素が発生して、視神経の脂肪やタンパク質を酸化させます。
この時、目や体の中に「抗酸化酵素」や、酸化物を吸収・分解する酵素の量が充分であれば問題ありません。
ところが、老化やストレスによりこれらの酵素が不足していると、黄斑部は活性酸素によりにダメージを受けてしまい、黄斑変性症が発症します。
これに対応するためには、体内や目の抗酸化物質を増やすこと。そのためには、抗酸化性のの栄養素を積極的に摂ることが重要 です。
また、
・ 過激なスポーツ
・ たばこ、アルコールの飲み過ぎ
・ ストレス過剰
などに気をつけて、外出時にはサングラスを着用し、紫外線を受けないようにします。そして、最も重要なのが
・食生活の見直し
で、抗酸化性物質を含む食事や、サプリメントを上手に活用して、積極的に黄斑変性症の対策をします。
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黄斑変性症の治療法とは?
黄斑変性症の治療には、
・ レーザー治療
・ 薬物治療
・ 放射線治療
を黄斑変性症の症状によって選択します。
なかでも一般的な黄斑変性症の治療法が、「光凝固」という方法で、網膜にレーザーをあて新生血管を焼き固める方法です。
しかし、リスクもあります。レーザー光線によって「網膜」を傷めてしまい、逆に視力が低下してしまう危険性もあります。
現在では他の方法も不確定要素がまだまだ多いため、黄斑変性症の決定的な治療法は確立されていません。
体が老化すると目も一緒に老化します。目が悪くなると、どうしても目だけの治療に集中してしまいますが、実はそれだけで解決することはできません。
いずれにしても、黄斑変性症が発症した場合、
・ 症状の進行を食い止める
・ 新生血管を発生させない
・ 網膜細胞を強化させる
・ 弾力のある毛細血管を取り戻す
これらに注意して血流をよくすることが重要です。
それには食生活を見直し、抗酸化性物質など、黄斑変性症に有効な栄養素を積極的に摂取することが必要になります。
3.黄斑変性症の手術について >>
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