県内最長の６期２４年間にわたり座間市の市長を務め、来月引退する星野勝司市長が、定例市議会最終日のきょう、最後の挨拶を行いました。

星野市長は１９７２年から市議３期を務め、８４年の市長選で初当選して以来、６期２４年連続して市長を務めています。

星野市長は、市議時代から３６年間の市政への取り組みを振り返り、特に６期目の４年間は「キャンプ座間に全てを費やしたといっても過言ではない」とと述べました。

挨拶の最後には、１２万人の市民の協力に感謝を述べながら感無量で声を詰まらせるひと幕もありました。

座間市では、任期満了に伴い、市長選挙と市議会議員選挙が来月１４日に告示され、２１日に投票と開票が行われて新しい市長が誕生します。

藤沢市は、ことし５月に発生した中国四川省の大地震で、国際緊急援助隊員として派遣された２人の消防隊員に表彰状を贈りました。

表彰状が贈られたのは、藤沢市北消防署の橋本智也消防士長と藤沢市南消防署の伊藤隆宏消防士長の２人です。

２人はことし５月、中国・四川省で発生した大地震の被災地に全国の消防本部から選抜されたおよそ６００人の国際緊急援助隊員の一員として派遣され、現地で救助活動や捜索活動を行いました。

海老根靖典市長は「日本の代表として大変な功績を残され、４０万市民を代表して感謝します」と述べ、２人に表彰状を手渡しました。

藤沢市消防本部によりますと、市の消防隊員を海外に派遣したのは、今回が初めてということです。

小田原駅と小田原城周辺の再開発事業について加藤憲一市長は、きょう市民ホールの建設地を公約に掲げていた駅前から三の丸地区に変更し、検討していくことを明らかにしました。

加藤市長は、５月の就任後の所信表明で小田原駅と小田原城周辺のまちづくり事業について市民ホールは、駅前の再開発用地に建設することを明言していました。

しかし、事業用地の活用方策などについてのコンサルタントの調査結果や、市民からの意見を反映させた上で市民ホールを物産館などとともに三の丸地区に配置させることに変更しました。

公約と違う計画内容に加藤市長は「市民からは、一刻も早い着手を望まれており、現時点では、これが現実的な方向性である」と理由を述べました。

市民ホールの竣工は２０１３年度中をめざしており、再開発事業の完了は２０１４年６月を予定しています。

前線と低気圧の影響で県内は昨夜から局地的な大雨に見舞われ、相模原市では９５２世帯に避難勧告が出されたほか、床上浸水などの被害が出ました。

相模原市ではきのう午後１０時からきょう午前５時までに淵野辺で１２９．５ミリの雨量を観測したほか、大沼では午前２時からの１時間に９４．５ミリの猛烈な雨となりました。

この大雨の影響で市内を流れる境川が氾濫し、城山町川尻や東橋本それに上矢部などあわせて９５２世帯に避難勧告が出されました。

相模原市のまとめによりますと、これまでに床上浸水１７件、床下浸水３９件、土砂崩れ２０件などの被害が出ているということです。

横浜地方気象台はこれから、あすにかけて上空に寒気が流れ込み大気の状態が不安定となるため、局地的に大雨が降る可能性があるとして、土砂災害などに注意を呼びかけています。

けさ早く、横浜市金沢区の市道の交差点で、原付バイクと普通乗用車が衝突する事故があり、原付バイクの５６歳の男性が死亡しました。

きょう午前７時前、横浜市金沢区幸浦の市道の交差点で、右折していた会社員の男が運転する普通乗用車が直進してきた原付バイクと出会い頭に衝突しました。

この事故で、原付バイクに乗っていた横浜市戸塚区舞岡町の会社員、山口晴夫さんが全身を強く打って間もなく死亡しました。

乗用車を運転していた男にけがはありませんでした。

現場は、信号機のある交差点で、県警は、乗用車を運転していた男の前方不注意が事故の原因とみて、自動車運転過失致死の疑いで書類送検する方針です。