文部科学省は29日、医師不足に対応するため、来春の国公私立大入試の医学部定員について、過去最多の8280人(82年)を上回る8560人程度とする方針を決めた。
政府の「骨太の方針08」に、医学部定員を過去最大規模に増員する方針が盛られたことを受け、文科省が各大学の増員希望をまとめたところ570人程度と判明。政府の緊急医師確保対策に基づく189人の増員と合わせて方針を決めた。今春は7793人だった。
内訳は国立大363人▽公立大80人程度▽私立大320人程度。【加藤隆寛】
毎日新聞 2008年8月29日 21時49分