2007年02月15日
- 小学館
公式ガイドブックです。1000円。情報がスマートにまとめられている点では、他の攻略本より抜きん出てますが、その代償として、読んで楽しむという点では不向きと言えます。
攻略に役立ちさえすれば良い、硬派な攻略本が良い、という方には、これが適しているしょう。余談ですが、「夢をみる島」までの小学館の攻略本は、現在とは正反対の編集方針でした。読んで面白いということが重視されています。制作者インタビューや、テスト形式の攻略解説などがあり、ファンブック的にも使えました。
神々のトライフォースのものは、定価以上での買取価格を見たことがあります。- 毎日コミュニケーションズ
ニンドリ編集部による攻略本です。998円。この攻略本の目玉は、巻頭にある、「大人のためのFaQ」でしょう。
攻略のヒントをFaQ方式で掲載しています。答えの部分をダイレクトに書かず、少しぼかしているのがGood。
ゼルダをプレイするには攻略本が必要だけど、答えをダイレクトに知ると楽しみが損なわれる・・・とお考えの方には向いていると思います。- 電撃メディアワークス
電撃ニンテンドーDSの編集部による攻略本だと思われます。1365円。一番値段は高いですが、その分分厚く、攻略の解説がしっかりしているうえに、ある程度、本筋から外れた余談的な内容のものもあります(ただ、小学館の神トラ・夢見島や、エンターブレインの時のオカリナ程の量ではありません。あくまで、他に比べたら余談的な内容も多いというレベルです)。
自分はゼルダ初めてなので、しっかりとした攻略が欲しいという方、ファンブック的にも使いたいという方にお勧めです。- エンターブレイン
ファミ通の編集部による攻略本です。1260円。
具体的な攻略に入る前の、基本操作に関する解説がしっかりしているのが、特徴です。Wiiの新操作に慣れないので不安だという方にお勧めです。
ただ、以前のエンターブレインの攻略本のような詳しさはありません。本題からは外れますが、個人的には、ファミ通の攻略本、20世紀に出たものあたりまでは一番分厚くて詳しいというタイプのものが多い印象がありましたが、それ以降は標準的になっているような気がします。
これ、ティアリングサーガの訴訟(注:エンターブレインが発売した「ティアリングサーガ」が任天堂のファイアーエムブレムの著作権を侵害しているとして、任天堂が訴えた事件)の影響かな?とも想像しているのですが、深読みしすぎでしょうか。
個人的には、時のオカリナの攻略本は、名作だと思っています。エンターブレインの時のオカリナの攻略本をたまたま立ち読みしたのが、私がゼルダシリーズに興味を持ち始めたきっかけです。
投稿者 tr@webmaster : 2007年02月15日 21:17
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コメント
ファミ通の時オカ攻本はいいですね。
普通の攻略本のように何でも教えるのではなくヒントを書いてプレイヤーが考える余地を上手く残してあって。
インタビューもあって読み物としても十分いけるんで、今でも時々読んでます。
インタビューの最後に次回作では牛に乗れますと宮本さんが発言してましたが、ムジュラでは乗れず、それ以降現場から離れてしまって…残念。
TSの影響は少なからずあると思います。ファミ通への情報を任天堂は一部制限したそうですし。(今は解除されてる?)
投稿者 ナス : 2007年02月15日 22:09