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ふざけるな星野!「WBC監督」とは図々しいにもほどがある

●世界で通用しない星野野球

「ふざけるな!」

「恥を知れ!」

 北京五輪で金メダルどころか銅メダルすら取れなかった日本代表の星野ヘボ監督。その星野監督がNPB(日本プロ野球組織)から要請されている、来年3月のWBC監督にやる気を見せていることに国民やファンから怒りの声が上がっている。

「星野監督は絶対にやるべきではないですし、やらせるべきでもありません。キッパリと要請を断るべきです。普通ならWBC監督などと恥ずかしくて言えないはずです。それが北京五輪でメダルなしにもかかわらずWBCでリベンジなんて、ずうずうしいにもほどがある。北京五輪を見て星野監督が世界で戦える監督ではないことがハッキリしました。星野監督は試合の流れを見てしかるべき手を打てる監督ではない。岩瀬や川上の起用を見ても分かるように、星野野球は情実野球。情けをかけてやれば、いずれ自分のために選手が仕事をしてくれるというもの。そんな考えは世界のトップクラスの国を相手には通用しません。WBCで指揮しても結果は同じです。国民も野球ファンも星野監督にWBCでリベンジしてもらいたいなどと思っていません」(スポーツライター・工藤健策氏)

 1次リーグの最終戦、3位決定戦で戦ったアメリカのジョンソン監督もダルビッシュを7戦目のアメリカ戦で先発させたことをこう批判している。

「ダルビッシュは素晴らしい投手だ。いい球を投げるし投げたいところに投げられる。彼は準決勝の金曜日か3位決定戦、決勝の土曜日に投げるだろう」

 ところが星野監督は勝敗が大きな比重を占めない1次リーグ最終戦にダルビッシュを先発(2回)させ、あとは試合の決まった3位決定戦の八回に投げさせただけだった。

 韓国戦2試合で同じ投手にひねられたように、データ収集や分析もまるで役立たず。

 そもそもデータを分析し生かす能力も星野監督以下のスタッフは持ち合わせていなかったのである。

●代表選手の気持ちも離反

 星野監督はメダルなしに終わって「責任は監督である自分にある」とことあるごとに言っている。自らヘボ監督、ヘボ采配を認めているのである。ところがいざ責任問題になると負けた言い訳を並べたあげく、

「失敗してもチャレンジするのが俺の人生」

 などとたわ事を言って延命に汲々。「金メダルしかいらないと言ったのは、勝負師として参加することに意義があるとか銅メダルでいいとか言えないからだ」とこの日の夜のテレビ番組でも啖呵(たんか)を切っていた。約束を果たせなければ責任を取って潔く身を引くのが本当の勝負師だ。「男・仙一」などと男を売り物にしながら、実は女々しい口先男であることが改めてハッキリした。

 そもそもNPBが星野監督にWBC監督を要請したのは北京五輪の前。メダルを取る前提での話だ。メダルなしに終わったからといって、いきなりあの話はなかったことにでは星野監督の立場はない。武士の情けで自ら「その任にないのでお断りしたい」と言ってくるのを待っているはずだ。

 それをいいことに星野監督は「俺が決めることじゃない。最終的には俺が決めることだけど……」などとWBC監督問題を盛んに取り上げ、既成事実化しようとしているのである。この日の夜もテレビ出演。WBC監督問題を聞かれると、

「負けた監督にチャンスをあげようということだろうが、まだきのう帰ったばかりで何も考えられない」

 と言いながら、やる気満々の表情だった。

 だが、こんな監督がWBCで日本代表を率いても結果は見えている。作家の三好徹氏はこう言う。

「(五輪のような)短期決戦で選手もチームもまとまるのが難しいのは分かる。王さんはWBCで選手を前面に出して、どちらかといえば率先して表に出なかった。だから選手も王さんのために『ヨシッ』となる。それが今回はなかった」

 要するに選手の気持ちも星野監督からとっくに離れていたということだろう。素人でも首をかしげる度重なるヘボ采配で試合をぶち壊されては選手だってついてこない。

 金メダルの韓国・金監督も選手起用について淡々とこう言っている。

「野球はそもそも選手たちがするものだ。その状況に最もふさわしい選手を起用したまでだ」

 彼我の監督の差がよくうかがえる。

●星野ベタ褒めの読売の思惑

 この日、巨人の渡辺会長は、

「星野監督の采配? それは専門家が言っている。きみらも書いているじゃないか。俺が言う必要はない」

 と言いながら、こう付け加えた。

「星野のWBC監督? ほかにいるかね。ほかにいるなら教えて欲しい。星野君にも欠点はあるし(今回は)失敗したかもしれない。しかし、星野君以上の采配を振るえる人がいるかね。俺はいるとは思えない。会う予定? ない」

 ヘボ采配を百も承知でかばったのは、読売グループに星野巨人監督招聘(しょうへい)の思惑があるからだろう。

 星野監督は代表就任後から「金メダルしかいらない」などと大言壮語。代表監督の看板を使ってCMに出たり、テレビに出まくって稼ぎに稼いできた。

 北京で惨敗したヘボ監督のままでは、今後どこからもお座敷がかからない。それでは困るので、WBCでもうひと稼ぎ、という魂胆がミエミエだ。

 こんな男に任せたら日本の野球がガタガタにされ、再び世界で赤っ恥をかかされるだけだ。

(日刊ゲンダイ2008年8月26日掲載)


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