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“サムソン高橋”「どうでも良かった大阪杯」

強気の高橋成師
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 今年初戦の大阪杯で6着に沈んだメイショウサムソン。昨年は同じローテーションで大阪杯→天皇賞を連勝しただけに気になるところ。だが、高橋成師は悲観していない。

 「昨年とは相手関係が違っていたし、レース全体の流れを見ても今年の方がきつい競馬だったんじゃないかな。本来は並びかけてからグイグイ来るところなのに、そこから気を抜くような感じで伸びを欠いてしまった。気持ちがもうひとつ乗っていなかったのかもしれない」

 確かに勝ち時計を比較すると、昨年が2分01秒4だったのに対して今年は1分58秒7。決して得意とはいえない高速決着だっただけに度外視は可能。「目いっぱいに仕上げていたわけじゃないし、言い方は悪いけど結果はどうでも良かった。だから気にしていないよ。当初から天皇賞を目標にしていたからね」と続けた。中田厩務員も「レース後は、のどの検査も血液検査もしたけどどこも悪くない。気持ちの問題だけだと思うね」。前走はドバイ遠征なども視野に入れながらだっただけに、調整が難しかったのも事実。

 昨秋は天皇賞を完勝しながらジャパンC3着、有馬記念8着と後半は失速。有馬記念→大阪杯と2戦連続で掲示板を外したのはデビュー以来初。「秋3戦目だった有馬記念はやっぱり本調子を欠いていた。そう言わざるを得ないな。有馬記念の後はじっくり調整。でも前走は同じ休み明けでも天皇賞・秋ほどのレベルには仕上がっていなかった。使った後はスカッと見せているし、毛ヅヤも明らかに良くなっている。当日までにさらに気合が乗ってくればレースでの反応も前走とは違ってくる」と高橋成師は状態面を分析した。

 盾3連覇の偉業がかかる一戦。「今回は人気も下がるだろうから意外に楽な気持ちで臨める。昨年は天皇賞とか宝塚記念の先に凱旋門賞のことを考えていたけど今年は違う。海外のことは二の次。今は天皇賞を勝つことしか考えていない」と高橋成師は王者復活に自信を見せている。 天皇賞(春)登録馬  G1大闘論  データBOX  GIパネル

[ 2008年04月29日 ]

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