岡山放送局

2008年8月28日 20時55分更新

民主 姫井議員が離党届


岡山県選出で民主党の姫井由美子参議院議員は28日、民主党に離党届を提出し、同時に離党届を提出した民主党のほかの2人の参議院議員らとともに新党を結成しました。

姫井氏は28日、小沢代表ら党執行部の党運営に納得できないなどとして、同じ民主党の参議院議員の渡辺秀央元郵政大臣、大江康弘氏とともに、民主党に離党届を提出しました。

これについて、渡辺氏は記者団に対し、「小沢代表ら執行部の党運営は政局優先だ。参議院のあり方を問い質したい」などと述べました。

そして、姫井氏らは、無所属の参議院議員、荒井広幸氏、松下新平氏とともに、『改革クラブ』という名称で新党を結成し、総務省へ届け出ました。

代表には渡辺氏が就任する見通しで、渡辺氏らは29日、記者会見を開き、新党の理念や臨時国会に臨む方針などを明らかにすることにしています。

姫井氏は去年7月の参議院選挙で自民党の現職の候補者を破って初当選しました。

姫井氏が離党届を出したことについて、民主党岡山県連の代表を務める津村啓介衆議院議員が岡山市内の県連本部で記者会見し、
「姫井氏は潔く議員辞職すべきだ。 政権交代に期待して一票を投じ た有権者に対する背信行為であ り、公認を決めた県連の責任者 として深くお詫び申し上げます」 と述べました。