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最新ニュースインデックス

[2008年8月28日(木)の KCT TVニュースから]

伊東倉敷市長 あすクラボウ本社を訪問(倉敷市)

倉敷市の伊東香織市長は、きょうの定例記者会見であす石井知事とともに大阪のクラボウ本社を訪ねチボリ公園の跡地利用について倉敷市の考えを申し入れる意向を明らかにしました。
クラボウが開発しやすいように…伊東市長はチボリ事業について「会社解散という事態になり、現経営陣として申し訳ない」と述べ「チボリ開園から3千億円以上の経済効果があったと言われている中、15億円という倉敷市の出資規模を考えると一定の効果はあった」と振り返りました。また、岡山県が財政健全化のために示した構造改革プランについて「かなり市町村に負担が大きくなる案」と指摘し、「市として精査し市長会としても県に意見を言いたい」と話しました。

伊東市長が市民ふれあいトーク(倉敷市)

さて、その伊東香織・倉敷市長ですが、就任して3ヵ月あまり。市長が市民と意見交換する初の「市民ふれあいトーク」が、きのう(27日)くらしき健康福祉プラザで開かれました。
市長と語る“くらしき”の未来と題して今月から始まった「市民ふれあいトーク」。第一回は、「倉敷地区の個性と魅力を伸ばすには」をテーマに応募した55人の市民が、チボリ公園の跡地利用を含めた倉敷駅周辺の活性化や倉敷の観光・文化に対するアイディアや意見を交換しました。特に、チボリ公園の跡地利用では、「市民が花を植えられるような憩いの場に」「医療と福祉の機能をもったコンパクトシティに」「自然あふれる商業都市に」など積極的な意見が出されました。また、観光では、「修学旅行生が宿泊するような誘致活動を」「倉敷の魅力が発信できる観光ルートの確立を」などの要望もありました。次回は10月中旬以降に開催される予定で、広報くらしきやインターネットのホームページを通じて参加者を募ることにしています。

中学生議員が大奮闘 玉野こども議会(玉野市)

玉野青年会議所の提案で、玉野市では久しぶりに中学生による「子ども議会」が開かれました。
玉野市役所4階にある本会議場です。ここでは市民の代表である市議会議員と市長などが、玉野市を良くするため議論を戦わせています。しかし、今回玉野市執行部に挑むのは玉野市内の中学生です。市内七つの中学校から生徒会役員を中心に3人ずつ、あわせて21人の選ばれた中学生議員が参加しました。中学生議員の中には学校の代表として意見をまとめてきた人もおり、期待を背負っての議会です。議場に入った生徒たちは本番を前にリハーサルを行いました。実際の定例議会と同じように生徒一人一人の名前が札に表示され、緊張感も漂います。質問は1人2分までで、答弁に納得いかなければ再質問も行われます。答弁は通常各部長が行いますが、今回は担当課長と市長など三役が行いました。中学生議員からは市の活性化・少子化対策など市議会議員顔負けの質問も多く投げかけられました。中学生議員たちによる議会は予定時間を1時間もオーバーするほど熱のこもったものになりました。身近な疑問から玉野市全体、また地球環境のことにまで及んだ質問を考えることで中学生たちにとっては、視野の広がる有意義な学びの場となったのではないでしょうか。

全国消防救助技術研修会 はしご登板部門出場の原田さんを激励(総社市)

総社市消防本部で全国消防救助大会のはしご登坂部門に出場する原田洋平さんの壮行式が行われました。
全国消防救助大会は消防救助技術の基礎を訓練し体力や精神力などを養うための大会です。現在、昭和出張所勤務の消防士原田洋平さん28歳は、今年4月からこの大会へ向け練習を重ね、岡山県で1位、中国地区2位となり出場を決めました。壮行式で、大角洋二消防長や職員から激励を受けた原田さんは、全国大会での活躍を誓っていました。原田さんが出場する全国消防救助大会は明日(29日)、福岡県北九州市で行われます。

阿智神社の青田刈祭 しめ縄用の稲わらを収穫(倉敷市)

24日に、倉敷市新田地区にある阿智神社の御神田で、青田刈祭が行われ、境内のしめ縄に使う稲藁を収穫しました。
青田刈祭には、阿智神社の総代や氏子など、およそ30人が参加しました。広さ8アールの御神田には、6月の御田植祭で植えた苗が、1メートル前後に育ち、瑞々しく成長しました。このうち青田刈りしたのはしめ縄の材料にするおよそ4アール分で、神職による「刈初めの神事」を行った後、参加者全員で鎌や刈り取り機を使って収穫し、天日干しをしました。阿智神社では、2年前から、新田地区に御神田を設けて、本殿や拝殿など境内に飾るしめ縄用のワラや、正月にふるまう餅、それに供物として使う赤米を育てています。青田刈りは、天候と生育状況に注意しながら穂が出る直前に行うため、その時期を見極めるのが大変難しいということです。今年は、多少、穂のふくらみが見られたものの、軸の太さも弾力もまずまずで、氏子たちを喜ばせていました。天日干した稲藁は、このあとも乾燥機などを使って青々としたワラにして、11月中旬の大しめ縄づくりに備えることにしています。

(最終更新 08/28-18:52)

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