2008年8月29日 (金) 5:40 MAJOR.JP
ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜外野手は28日(日本時間29日)、地元でのボストン・レッドソックス戦に「7番・指名打者」で先発出場。しかし3打数ノーヒット、1敬遠四球に終わった。また、レッドソックスの岡島秀樹投手は、7回途中からのリリーフ登板で痛恨の同点弾を浴びた。ヤンキースは3−2でサヨナラ勝ち。このシリーズを1勝2敗で終えた。
松井は2回、レッドソックスの先発左腕ジョン・レスター投手に対し、空振りの三振。さらにその後も5回にショートゴロ、7回は見逃し三振に倒れた。9回は、敬遠のフォアボール。
一方の岡島は、2−0で迎えた7回、好投のレスターの後を受けて2死二塁の場面で登板。しかし、代打ジェーソン・ジアンビにセンターバックスクリーンへの同点2ランを被弾した。続くジョニー・デーモン中堅手は見逃し三振に仕留めこの回を終えると、8回はデレク・ジーター遊撃手、ボビー・アブレイユ右翼手をともにセンターフライに打ち取り、3番手ジャスティン・マスターソン投手にマウンドを譲った。
ヤンキースは、目下リーグ2位タイの16勝を挙げているマイク・ムシーナ投手を先発マウンドへ。4回まで無失点の投球を見せたものの、5回にヒットと死球で1死一、二塁のピンチを招くとジェーソン・バリテック捕手にタイムリーを浴びて先制点を献上。さらにこの回、内野ゴロの間に1点を失い2点のビハインドを背負う。一方の打線は、レスターの前に7回途中まで完全に沈黙。しかし、ジアンビのひと振りで同点に追いつくと、9回、1死満塁から再びジアンビがセンターへはじき返し、劇的な勝利を飾った。
by MAJOR.JP編集部
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(8月29日 6時42分 更新)
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