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【社会】東海で記録的大雨 家屋浸水、鉄道に乱れ 名古屋市など避難勧告2008年8月29日 03時26分
南から非常に湿った空気が流れ込み、東海地方では、28日午前から深夜にかけて記録的な大雨となった。各所で1時間に100ミリを超える短時間大雨を観測し、名古屋市や愛知県岡崎、豊橋市で避難勧告を発令した。家屋浸水も相次ぎ、道路、鉄道はまひした。2000年9月の東海豪雨に匹敵する雨となった。 名古屋地方気象台などによると、強い雨雲が上空に停滞し、愛知県一宮市では午後11時までの1時間で観測史上最大となる104ミリの猛烈な雨を観測。豊橋市や稲沢市、愛西市、岐阜県各務原市、三重県四日市市でも1時間に100ミリを超える雨となった。29日午後6時までの24時間に愛知、岐阜、三重県で100−180ミリの雨が降る見込みで、警戒を呼び掛けている。 名古屋市災害対策本部は28日に発令した避難準備情報を29日午前0時37分、勧告に切り替え、千種、瑞穂、南、名東、天白、緑区の川の近くに住む人に避難を求めた。 豊橋市対策本部は内張川と柳生川下流域一帯の1141世帯に、岡崎市は市東部の290世帯にそれぞれ避難勧告を出した。 一宮市では同日午前1時現在、床上浸水7件、床下浸水26件などの被害が出て、住民3人が避難。稲沢市では2人の避難者が出るなどした。名古屋市内でも多数の家屋浸水が出ている。 愛知県は尾張地方での被害が想定されるとして29日午前0時過ぎ、災害対策本部の中に防災局だけでなく全庁で情報収集する「災害情報センター」を設置。担当職員約100人に招集をかけた。 近鉄、名鉄の名古屋駅構内は浸水した。JR東海道新幹線は上下線20本以上が運休し、14万人に影響。JR在来線や名古屋鉄道も各線で運休が相次ぎ1万人以上が足止めされた。 (中日新聞)
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