EUが対ロ制裁検討と仏外相 グルジア情勢受け【パリ28日共同】欧州連合(EU)議長国を務めるフランスのクシュネル外相は28日、グルジア情勢をめぐってEU各国が対ロシア制裁の検討に入ったことを明らかにした。フランス公共ラジオが伝えた。EUはグルジア支援と対ロシア関係を主要議題とする緊急首脳会議を9月1日に開く予定。議長国フランスが制裁の可能性に言及したのは初めて。 EUが制裁を決めれば、ロシアが対抗措置を取るのは必至で、ロシアと欧米が対立する「新冷戦」の様相が強まる可能性がある。 クシュネル氏は記者会見で「制裁について検討している。制裁以外の方法も検討している」と説明。一方で「首脳会議はまだ開かれていない」として、現時点でEUが制裁を決めるかどうかは断言できないとの見方を示した。どのような制裁が検討されているかも明らかにしなかった。
【共同通信】
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