28日、報道陣に内部が公開された「上海ワールド・フィナンシャル・センター」(共同) 上海の超高層ビル公開 森ビル、世界2位の高さ【上海28日共同】森ビルが中国上海市の金融街で建設を進めてきた101階建て超高層ビル「上海ワールド・フィナンシャル・センター」(492メートル)がこのほど完成し、28日、報道陣に「世界一高い」展望施設やオフィスなど内部が公開された。 森ビルによると、完成した超高層ビルの中では、台湾の「TAIPEI 101」(508メートル)に次いで世界2位の高さとなるが、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで建設中の超高層ビルの高さは既に台湾を抜いているという。 30日に展望施設の一般開放がスタート、10月に正式な開業式典が行われる。 1997年に着工した同センターは総工費が1250億円、延べ床面積38万1600平方メートル。三井住友銀行が既に営業を開始しているほか、みずほコーポレート銀行も今秋に入居予定。 森稔社長は28日の記者会見で「上海がアジアを代表する国際金融都市に発展することを手伝うのが、われわれの重要な使命だ」と述べた。 2010年に万博が開催される上海市では、高さ632メートルの超高層ビルの建設も計画されている。
【共同通信】
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